房総閑話

廉価版コンデジでどれだけ撮れる?

フユイチゴ(寒苺・カンイチゴ)

2018-11-25 10:23:35 | 写真
イネなどは温帯日本種を品種改良を重ねてたくさん収穫できて甘い米が作られているのに、イチゴに関しては外国種しか販売されていない。日本産のイチゴをジャム用に栽培している農家さんもいるだろうけど、品種改良をしてヒット商品を生み出した話は聞かない。
1713年に出された「和漢三才図絵」にはフユイチゴの果実は「甘く、酸っぱい」と紹介している。江戸時代、吉宗もフユイチゴを甘い甘いと言って食べたのかもしれない。今のイチゴを食べたら甘すぎて、御禁制の品になって小石川の植物園ではイチゴがたくさん生っていたかもしれない。ひょっとしたら「イチゴ大福」が江戸でヒット商品になっていたかもしれない。
と、訳のわからないことを書いてしまったが、農学者のみなさん日本のイチゴをブルーベリー以上に有名にしてください。

フユイチゴ。漢字で「冬苺」。バラ科キイチゴ属。別名「寒苺(カンイチゴ)」。イチゴは初夏に実が生りますが、冬に実をつけることから「冬苺」または「寒苺」とよんでいるそうです。





日本に生息しているイチゴには毒はないので、食べられます。野草のイチゴはほとんど味が無いのですが、フユイチゴはほんのり甘酸っぱい味があります。






(Canon IXY DIGITAL 510IS)


ブログランキング・にほんブログ村へ   人気ブログランキングへ