ミチタネツケバナ。漢字で、道種漬花または路種浸け花。アブラナ科タネツケバナ属の越年性の一年草です。1992年に渡来が確認されたヨーロッパ原産の帰化植物です。
種を付けている花かと思ったら、種籾を発芽しやすいように水に浸ける農作業の頃に花が咲くので種漬け(浸け)花だそうです。
根元付近を探ってみると、コンクリート塀の水抜きの穴から生えていました。
花びら(花弁)4枚、ガク片4枚、雄しべ4本(または6本)、雌しべ1本とオーソドックスな花なのですが何か奇妙さとか不安定さがあります。
棒状に見えるのは果実です。はじけて種を飛ばします。
(Canon IXY DIGITAL 510IS)