4月下旬くらいから雑木林の林縁部に小さな白い花をつけている植物を見かけます。
葉っぱがセリ、ニンジンに似ています。
ヤブニンジン。漢字で、藪人参。学名は、『セリ科ヤブニンジン属(根が匂いのある)ののぎのある種』です。
葉っぱは、2回3出羽状複葉です。
花は花びらが5枚で、花序の構成は中心部に雄花が8個、周辺に両性花が6個あります。
実は雌しべを持っている両性花がある花序の周辺部にだけつきます。
周辺部にある両性花は結実して細長い実をつけています。中心部の雄花はまだ咲いています。
ナルコユリと一緒。
(Canon IXY DIGITAL 510IS)(2020年4月30日撮影)