5月に入り一気に初夏めいて、戸外に出るとむっとした熱気につつまれるよう
になった。
昨日(2日)は、32度の夏本番のところもあったらしい。
外出自粛で、楽しみにしている本屋散歩も絶えて久しい。
で、もっぱらネットの案内でほしい本は通販で取り寄せている。
それはそれで大変お手軽で便利、たいていほしい本が手に入る。
これまで2回、ブックオフラインを通じて購入した。
いずれも新刊書(文庫本)ばかりだけど、検索すれば古本も手に入るので、こ
れからもせいぜい利用することにしよう。
佐伯泰英、上田秀人、高田郁、朝井まかて、坂井希久子など今売れっ子の時代
小説がほとんどだけど。
前からほしかった大岡信、谷川俊太郎編の「声で楽しむ 美しい日本の詩」
(岩波文庫)も手に入った。
西行の有名な「ねがはくば花のもとにて春死なむ その如月の望月のころ」の
歌も収められている。
鬱陶しいコロナを忘れて、じっくり美しい日本の詩を味わいたい。
人と人の接触をなるべく避けて、社会的距離を保たなければならないご時世だか
ら、通販や宅配がありがたい。
自分が安全なところにいて配達の人を感染の危険にさらして本を手に入れるのは、
いささか忸怩たる思いがするが・・・
それにしても、新型コロナウイルスの疎ましいことよ。
感染の心配がなくなったら、ゆっくり本屋巡りを楽しもう。
通販で取り寄せた文庫本
ほしかった「美しい日本の詩」