コロナコロナで明け暮れた5月も、間もなく終わる。
この時期は、梅雨入りを思わす湿った空気と夏近しを予感させる暑い日差し
が眩しい日々が重なる。
私が好きな美しい日本語「夏隣」の季節だ。
夏隣・・・夏を前に青葉が深い緑に衣替え、ワクワクさせる季語ではないか。
夏は体も心も暑さでうだることは分かっていても、やはり開放的なのがいい。
「山笑う」から「山滴る」へ・・・
季節のページが、大きくめくられる時でもある。
ついでに秋、冬表す季節の季語。
秋は「山粧う」、冬は「山眠る」
自然の情景まで見えてくる、美しい日本語だねえ。
コロナウイルスは紫外線が大敵と聞く。
願わくば、コロナウイルスを駆逐するほど暑い夏であってほしい。
暑いのが大の苦手だけど、コロナが収束に向かうなら、この夏は老躯に鞭打って
耐えて見せましょうぞ。
29日は一日中からりと晴れて、さわやかな風が吹きぬけていた。
青空に浮かんだ白い雲は、入道雲の先触れか。
梅雨時に元気に咲くシモツケ、アジサイもほころび始めた。
花屋の店頭にヒマワリが出回っていたので、早速アレンジしてみた。