九州に近づいている台風14号の影響か、朝からしとしと雨が降り、肌寒い。
午前11時現在、尼崎の気温が22度、昨日より8度近く低い。
早くも大阪・梅田の百貨店から、お節料理のカタログが送られてきた。
我が家は家族が少なくなってから、おせち料理は「外注」に頼っている。
子どもが3人いて義母も同居して6人家族の時は、元気だったカミさんと私は台所
に立って、お節料理を作ったものだが、娘と二人暮らしになってから、私が作る
のは黒豆と昆布巻きぐらいになって、他はデパートの料理に頼っている。
その黒豆も昆布巻きも面倒くさくなって、今年は作れるかどうか怪しくなっている。
今年のおせち商品は、長引くコロナ禍で旅行や外食を控えた影響で、百貨店などか
らの取り寄せが増えて値段も高いものが売れそうという。
旅行や外食控えて浮いたお金で、ちょっと豪華にしようという家庭が増えたのだろ
う。
早速カタログをペラペラめくっていると、京都の高級料理店には16万円を超える
豪華版も売り出している。
昨年もコロナの影響からか、高価なものからよく売れた、とニュースになっていた
から、今年もその傾向が続いているのだろうか。
お節料理を食べながら、面白くなくなったとはいえ年末恒例の紅白歌合戦を見て、
年を越すとしましょうか。
📚 心に響いた名文 📚
乾いた木を削ぎ、赤く鋭く芯を露にする。西岡は、小刀やカッターで鉛筆を削
るのが好きだった。骨の中から髄液があふれるさまを連想する。秘密が、生命
力が、あふれでる。 三浦しをん「舟を編む」(光文社文庫)
送られてきたお節料理のカタログ