グローバルライフ株式会社 | Global Life スタッフです。
1月も後半に差し掛かり、
ようやく年末年始のバタバタも落ち着いてきたころでしょうか？
この時期になると気が張っていた時期も過ぎて、
ちらほらと体に不調が出てきている方もいらっしゃるのでは？
年末年始の大型連休は、何かと暴飲暴食してしまいがち。
その結果、胃もたれや胃の不快感に悩まされてる方も多くいらっしゃるはずです！
そこで本日は、疲れた胃を労う胃に優しい"七草粥"についてご紹介させていただきます。
◆疲れた胃を労おう！◆
～ 七草粥について ～年明けの行事の1つとしても知られている七草粥の日。
皆さんは食べられましたか？
七草粥の起源は中国です。
中国では前漢(紀元前206～8年)の時代に、新年の日にちを動物や人に見立てた占いが行われていました。
その中でも1月7日は"人の日"とされ、唐(618～907年)になると、この日に7つの草や野菜を混ぜた汁ものを食べる風習が始まったのです。
その理由としては、体に良い食材を摂取することで、無病息災を願うためだったとされています。他にも立身出世の願いもあったとか・・・そして日本には奈良時代に伝わりました。
元々、日本ではお正月に"若菜摘み"という風習があり、
1月15日には7種類の穀類をお粥にして食べる習慣もあったのです。それが平安時代に中国の風習と結びつき、現在の「七草粥」の原型になりました。
～ 七草 ～
七草粥に欠かせない七草！
全て合わせると約12種類の薬膳効果があるとされています。
その効果は、健胃・食欲増進・利尿作用・二日酔い解消・
解熱・去痰・咳止め・気管支炎予防・扁桃腺炎予防・肝臓回復効果・そばかす予防・あかぎれ予防・心の安定効果などです。
食べ過ぎになりやすい年明け、そして寒くて風邪もひきやすく、ウイルス蔓延しがちな時期だからこそしっかり摂っておきたいですね！
それでは早速、その七草について知っておきましょう！セリ
⇒独特の香りが食欲を刺激します。
高血圧や動脈硬化の抑制にも一役買ってくれますし、胃腸の調子を整える整腸効果も 備わっているスーパー食材です！ナズナ
⇒よく道端で見かけるぺんぺん草は、正しくナズナです！
昔から民間療法で用いられてきた植物で、高血圧・解熱・便秘・利尿・止血などに
効果があるとされています。ゴギョウ
⇒お茶にして飲むこともあり、咳止め・痰きり・喉の炎症・利尿・むくみに効果大！ハコベラ
⇒効能としては七草の中でもNo.１！
利尿作用・止血作用・鎮痛作用などをはじめ、様々な効能があります。ホトケノザ
⇒名前からして縁起のいい植物ですね！
健胃・整腸作用・高血圧予防などがあるとされています。スズナ
⇒スズナの正式名称はカブです。
便秘・胃潰瘍・胃炎・風・骨粗鬆症・がん予防に良いとされています。スズシロ
⇒これは大根のことを指しています。
消化不良・二日酔い・頭痛・発熱・冷え性・胃炎・便秘解消など、
いろいろな効果が期待されています。七草粥の日は過ぎてしまいましたが、まだまだスーパーなどでもまだまだ見られるので、ちょっと体調がすぐれないという方はぜひ七草粥で疲れを癒してみてはいかがでしょうか！
いかがでしたでしょうか？
最近はあまり七草粥を食べるというご家庭も昔に比べると減ってきているのかもしれません。
しかし、なぜ食べる習慣があるのか・・・そこにはいろいろな思いや考えが詰まっているわけなので、たまには思い返して行事に則ってみるのも良いのではないでしょうか。
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