(^。^) 滑舌 歌唱 腹筋トレ 脳トレ洋楽 足裏マッサージ 散歩 縄跳び 黒木瞳 舘ひろし 中村雅俊
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昭和9年5月1日、文部省告示第181号により、文部大臣から国の天然記念物の指定を受けました。
学名は薄黄木犀(うすきもくせい)。薄い黄色の花をつけ、甘い芳香が特徴です。
樹齢は1200年を越えると推定される巨木で、現在もっとも古く、かつ大きなモクセイとして知られています。
円形に広がり、地面に届くほど垂れている枝先がこの木の生きた歳月の長さを物語っています。
学名は薄黄木犀(うすきもくせい)。薄い黄色の花をつけ、甘い芳香が特徴です。
樹齢は1200年を越えると推定される巨木で、現在もっとも古く、かつ大きなモクセイとして知られています。
円形に広がり、地面に届くほど垂れている枝先がこの木の生きた歳月の長さを物語っています。
9月上旬より中旬にかけ、黄金色の花を全枝につけ、再び9月下旬より10月上旬にかけて満開になります。
薄黄色で可憐な花は甘い芳香を発し、それは神社付近はもちろん遠方までにおよび、
時には2里(約8キロ)先まで届いたと伝えられています。
薄黄色で可憐な花は甘い芳香を発し、それは神社付近はもちろん遠方までにおよび、
時には2里(約8キロ)先まで届いたと伝えられています。
令和4年度の開花
1回目の満開:9月3日~9日
2回目の満開:9月23日~10月1日
2回目の満開:9月23日~10月1日
令和3年度の開花
1回目の満開:8月22日~26日
2回目の満開:9月9日~9月14日
2回目の満開:9月9日~9月14日
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久 住 英二(くすみ えいじ)Eiji Kusumi
ナビタスクリニック内科医師
医療法人社団鉄医会理事長。
1999年新潟大学医学部卒業。
内科医、とくに血液内科と旅行医学が専門。
虎の門病院で初期研修ののち、白血病など血液のがんを治療する専門医を取得。血液の病気をはじめ、感染症やワクチン、海外での病気にも詳しい。
現在は立川・川崎・新宿駅ナカ「ナビタスクリニック」を開設し、日々診療に従事している。
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朝の気温がぐんと下がり、過ごしやすくなってきた。だが新型コロナ経験者は、これからの寒い季節、脳梗塞の発作が増えてくる可能性がある。
〇新型コロナ経験者「1年後」も脳出血2.2倍
「Nature」
<
Long-term neurologic outcomes of COVID-19
COVID-19 の長期的な神経学的転帰
>
の最新報告は、感染から1年経っても脳卒中(脳出血および脳梗塞)のリスクが高いことを示している。
新型コロナによる神経系統への1年後の後遺症を調べるための、アメリカ退役軍人の全米医療データベースを使った、桁違いの大規模調査だ。
① 2019年にデータベースに参加し、2020年3月から2021年1月までに新型コロナに感染した約15万人
② 感染経験者と同じ2019年にデータベースに参加し、感染しなかった約56万人
③ それ以前、2017年からデータベースに参加し、感染しなかった約59万人
脳卒中の発症が増えたかどうか、それがコロナによる影響であるかどうかを確かにするため①と②だけでなく①と③を比較し、考慮している。
その結果、新型コロナ経験者は脳出血リスクが約2.2倍、脳梗塞リスクが1.5倍となっていた。
1年後の脳卒中リスクは、集中治療室での治療を受けた人で最も高く、次いで入院を要する重症者となり、脳出血はその傾向が顕著だった。
ただ、脳出血も脳梗塞も、軽症者であっても1年後のリスクは有意に(統計上意味のあるだけ十分に)増加していた。
こうしてみると、2019年末のパンデミック勃発当初こそ重い肺炎ばかりが恐れられていた新型コロナだが、もはや単なる「呼吸器感染症」としてくくることはできない。
そのこと自体は、多くの人が早い段階で気づいていた。
血栓症などさまざまな器官・臓器の重い合併症や後遺症が、数カ月のうちに次々と報告されたからだ。
〇新型コロナは「血管の内壁」を傷つける
新型コロナ感染症の特徴の1つは、血管に直接的・間接的ダメージを与える、ということだ。
厚生労働省の挙げる新型コロナによる重症化リスク疾患の上位を見ても明らかだ。
●慢性の呼吸器の病気
●慢性の心臓病(高血圧を含む)
●慢性の腎臓病
●慢性の肝臓病(肝硬変等)
●インスリンや飲み薬で治療中の糖尿病、他の病気を併発している糖尿病
上記はいずれも「血管や血流にこれ以上問題が生じると、命に関わる病気」と言い換えることができる。
肺や腎臓、肝臓は毛細血管の集まりだし、糖尿病も毛細血管がボロボロになる。
心臓病や高血圧は説明するまでもないだろう。
いったい新型コロナウイルスは、私たちの血管のどこにどうやって悪さをするのか。
数多くの研究を網羅的にまとめたレビュー論文
<Am J Med Sci. 2022 Apr; 363(4): 281–287.
Published online 2022 Jan 31. doi: 10.1016/j.amjms.2021.12.010
Published online 2022 Jan 31. doi: 10.1016/j.amjms.2021.12.010
Endothelial Dysfunction in Covid-19 Infection
Covid-19感染における内皮機能不全
>
が今年1月に発表されている。
新型コロナウイルスはまず、「内皮」と呼ばれる血管の内側の壁の細胞に感染し、炎症を引き起こしたり機能を損なわせたりして、血管に直接的にダメージを与える。
血管の内皮は、普段からさまざまな物質を出し入れして、多くの役割を担っている。
血管を拡張・収縮させ、炎症や免疫を調節し、さらには内皮そのものの修復まで自分でやってのける。
しかし、そうした機能が妨げられると、過剰な免疫反応や炎症物質が生じ、血管に間接的にダメージが積み重なっていく。
せっかくの修復作用も損なわれ、悪循環に陥ってしまう。
血管は私たちの体のどこにでも張り巡らされているから、感染による内皮の障害は、あらゆる臓器のあらゆる組織に生じうる。
だからコロナの合併症や後遺症は、全身のさまざまな臓器・器官に起きてしまうのだ。
では、今になってなぜ、脳卒中をわざわざ警戒するのか。
一つには今年、オミクロン株の出現によって新型コロナの感染者が激増したことが挙げられる。
厚労省のデータによれば、2020年1月20日に国内初感染が確認されてから今年1月20日までの2年間で、国内の感染者数は累積でも約200万人に抑えられていた。
だがオミクロンの猛威が始まると、わずか7カ月で約1900万人が上乗せされ、計2100万人超となった。
自覚のないまま脳卒中リスクの高い状態に置かれた人が、昨年末時点と比べてざっくり10倍に増えている計算だ。
そしてもう一つ、よく知られている通り、冬は脳卒中シーズンでもある。
脳卒中には、大きく分けて脳出血と脳梗塞がある。
脳出血は、高血圧などが原因で、脳の血管が破れて脳細胞がダメージを受けるものだ。
脳梗塞は、脳の血管に血栓が詰まるなどして血流が妨げられ、脳細胞がダメージを受ける。
これからの時期、朝の冷え込みが厳しくなってくる。
特に、朝の血圧が高くなる早朝高血圧は危険だ。
冷たい空気に触れると交感神経がいっそう刺激され、血管が収縮し、血圧を急上昇させる。
また、脳梗塞は汗をかいて脱水しやすい夏に比較的多いが、そのほかに不整脈を原因とするタイプもある(心原性脳塞栓症)。
不整脈の発作も、血圧が高くなりがちな冬に向かって増えてくる。
血管の内皮をダメージから回復させることはできないのだろうか?
実は、誰にでもできる方法がある。
〇血管ダメージ回復にはまず「運動」
内皮を守り、回復させるには、先ほど触れた内皮の自己修復機能をうまく引き出してやればいい。
重要なのは、血管内皮細胞から放出される「一酸化窒素」(NO)という物質だ。
NOは、
・血管をしなやかにし、拡張させる ⇒血流が良くなる
・血管の炎症や酸化を抑える ⇒老化予防
・血管のプラークの発生を抑える ⇒動脈硬化・脳出血の予防
・血栓を出来にくくする ⇒脳梗塞の予防
といった働きがある。
運動はNOの産生を促すことが、多くの研究
<
Effect of exercise training on endothelium-derived nitric oxide function in humans
ヒトにおける内皮由来の一酸化窒素機能に対する運動トレーニングの効果
>
でわかっている。
ウォーキングやジョギング、サイクリング、水泳、ダンスや球技など(注1)の有酸素運動を行うと、文字通り体はより多くの酸素を必要とする。
(注1)介護予防 元気アップ 「 おおた健康講座」「ダンス」「ぽかぽか竹ツボ体操」「筋トレ」
https://blog.goo.ne.jp/globalstandard_ieee/e/68f7c7b64102d49ece5afb494d5e3338
https://blog.goo.ne.jp/globalstandard_ieee/e/68f7c7b64102d49ece5afb494d5e3338
そこで内皮細胞からNOが分泌され、血管を拡張させて血流が増える。
血栓予防や炎症抑制などの効果も同時に得られる。
特に、脚を中心とした下半身の運動が効果的だ。
太ももやふくらはぎは、重力に逆らって血液を心臓に送り返すポンプとして、太い筋肉がたくさん集まっている。
それらを動かすことで、効率よくNOが産生される。
スクワットなどの筋トレを組み合わせて筋肉を増やせば、より高い効果を得られるようになる。
ただし、数週間から数カ月以上は続けることが大事だ。
短時間の運動でもNO産生は行われるが、やめてしまえばそれまでのこと。
長期的な運動習慣とすることで、NOの産生効率が上がり、血管修復と体質改善につながる。
〇血管を守る食事、摂りたい「3つのもの」
血管を守り、強くする食事としては、3つのことを心がけたい。
①十分なタンパク質(特に魚)、➁良質の油脂類、➂色とりどりの野菜の摂取だ。
タンパク質は血管の材料に他ならない。
日本人の食事摂取基準
<
>
では、タンパク質の1日当たりの推奨量は、18~64歳男性は65g、65歳以上男性は60g、18歳以上女性は50gとなっている。
文部科学省の「食品成分データベース」で確認すると、例えば生姜焼きなどで食べる豚肉(ロース)だと、生肉100gに19.3gのタンパク質が含まれる。
マグロの刺身100gにもおよそ20g程度含まれる。
卵1個だと7~8g、絹ごし豆腐100gで5.3gだ。
3食しっかりと肉や魚などを食べないと、推奨量には届かない。
動脈硬化を進展させるLDLコレステロール値を下げ、抗炎症作用も期待できる「オメガ3脂肪酸」(DHA、EPA)を多く含む点で、青魚を積極的に摂りたい。
油脂類は、サラダ油(キャノーラ油、紅花油、大豆油等)や、コーン油、ゴマ油に注意が必要だ
植物油なのでコレステロールの心配はないが、「オメガ6脂肪酸」(リノール酸)を多く含む。
オメガ6は体内で作れない必須脂肪酸には違いないのだが、摂りすぎると、体内で炎症を起こしやすい物質(アラキドン酸)に変化する。
また、色とりどりの野菜を摂るべき理由は、抗酸化作用だ。
色の違う野菜には、種類の違うポリフェノール類やビタミンCなどが含まれる。
これらの物質は、体内で発生する「活性酸素」が細胞を酸化・損傷するのを防ぎ、血管をダメージから守る作用が期待できる。
〇脳卒中発作を防ぐために今からできること
もちろん、脳卒中の予防には、基礎疾患の適切なコントロールが大前提だ。
高血圧や糖尿病(高血糖)、脂質異常症などの診断を受けている人は、計測や服薬を欠かさないでいただきたい。
そのうえでできる、日常生活の中でのちょっとした工夫もある。
例えば、早朝高血圧なら、起床後1~2時間のリスクが高い。
朝、目が覚めても急に起き上がらず、布団の中で10分ほどのんびりしてゆっくり起きられるようにしたい。
トイレや洗面所などが寒い場合は、必ず何か羽織ったり、ルームシューズを履くなどして、血圧の急上昇を避けよう。
また、脳梗塞の予防には、知らないうちに「脱水」に陥らないようにすること。
冬は汗を多くかかないこともあって、高齢や糖尿病の方では特に、自分で喉の渇きに気付きにくくなっている。
料理など食べ物からの摂取以外に、1日で1.5リットル程度は必要とされている。
思っている以上に多いので、感覚に頼るのでなく、水分を摂ることを習慣にするのがおススメだ。
例えば3度の食事の際にはコップ1杯200cc、それ以外に150cc程度の飲み物(カフェインの入っていない麦茶など)を2時間おきくらいの決まった時刻に飲む習慣をつけるのが望ましい。
最後に、インフルエンザと新型コロナの予防接種だ。
インフルエンザでも、心筋梗塞など心血管疾患のリスクが上がることが研究からわかっている。
インフルもコロナも、かからないのが一番だ。ワクチン接種が血管を守ることになる、と覚えておいていただきたい。