<全日本空輸は、ナショナルフラッグカンパニーとして、国内航空機製造支援活動強化か>
<国内ライフライン空路の自給率120%、国内消費率100%、自由民主主義日本と価値観を共有する海外国輸出率20%、国家財政黒字化寄与、福祉予算増加、貧富格差解消、自由民主主義日本成長の根幹>
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2018年7月13日 11:11 JST
By Tadayuki YOSHIKAWA
7月16日から22日までロンドン近郊で開催される「ファンボロー航空ショー」で、航空ショーでの飛行展示(フライトディスプレー)を初めて披露する三菱航空機のMRJが現地時間12日(日本時間12日夜から13日深夜)、ファンボローの会場上空で、初の予行演習を実施した。
菱航空機と親会社の三菱重工業(7011)は、ローンチカスタマーである全日本空輸(ANA/NH)のカラーリングを施した飛行試験3号機(登録番号JA23MJ)を、ファンボローに持ち込んだ。三菱重工によると、会場には現地時間10日午後7時19分に到着したという。
予行演習の初日となった12日は、現地時間午後3時35分すぎに駐機場を出発。約10分間のフライトを2回行い、初の航空ショーでのフライトディスプレーのお披露目に向け、準備を進めていた。
2回目のフライトに向かう際は、戦闘機のように滑走路上で機体を反転。力強く離陸し、会場上空を通過する際には、機体を左右に振っていた。
ANA塗装の飛行試験3号機は、昨年開かれた世界最大規模の航空ショー「パリ航空ショー」でも地上展示された機体。この時がMRJの航空ショーデビューで、パリに次ぐ規模のファンボローで、MRJ初のフライトディスプレーを16日から18日までの3日間披露する。
三菱重工と三菱航空機は、今回の出展で機体が順調に仕上がっていることなどを、世界の航空会社などにアピールする狙いがある。一方、現時点でファンボローでの新規受注獲得は見込めず、潜在顧客に機体の良さを理解してもらう場になりそうだ。
https://www.aviationwire.jp/archives/151077