ハリソンさんも、険悪な雰囲気は早いトコ終わらせたいと思ったのか、
突然調性を短調から長調へとスッパリと切り替えてしまいました。
・・・まあ、でもハリソンさんが若い頃にリアルタイムで好き好んで聴いていた音楽といえば、
今で言う所の「バロック音楽」ですから、
感受性の強さから、その形式の影響を受けているのかもしれません。

どんな感じか分かりやすいかもしれません。当時の英国ではイタリア系音楽が受けていました。
若くなくなってからは、今で言う所の「前古典派音楽」を聴いているので、
「バロック音楽的明暗対比感情表現」を引きずりつつ、時代の最先端である
「前古典派音楽的多感表現」をも身に付けてしまっているのかもしれません。



**** なので、一応ご警告をしておきます。
( * 印はカタカナ4文字・英語では12文字ですが、中高生向きの辞書には載っていない単語です。)
〈次回の更新は10月27・28日です。〉