
こうやってね、だんだん自分が分って行くんだよ…。
作者の家にある「ヌーヴェル・エロイーズ」なのですが、
全4冊の岩波文庫版です。
記録では1993(平成5)年に購入していました。
よく行くデパートで時々催されている古本市へと行った時に偶然見つけました。
第一刷が1960年なので、ルソーの原作が出版されてから200年を記念して企画された物なのかもしれません。
1960年当時の値段で1冊300円くらい。
…ちなみに作者は1967年生まれで、幼い頃はアイスが1本もしくは1カップ10円で買えた記憶があります。
古本市では4冊まとめて450円でした。
いったいどのような方が前の持ち主だったのでしょう?
「エミール」や「社会契約論」を読んで、他のも読みたいとか思って買ったら、
あんまり良くなかった、もしくは失望して売りに出したのでしょうか?
ほとんど新品同様だったのです。
男爵令嬢ジュリに家庭教師のサン・プルーが、
「あなたのお母様のお招きでこの家に来ましたが、あなたを好きになってしまいました。私はここにはもういられません。」
と退職要求の手紙を出す所から始まります。
それに対してジュリさん、
「辞めないで下さい先生。私も先生を好きです。」
とかいう返事を出すのでした。
その後お互いに両思いでうれしいとか、それでもなぜか満足できないとか、
― そういった手紙を交わすのですが、
ある日、ジュリがいとこで親友のクレールと図って、
出かけた先の木立の中で、サン・プルーへと冗談混じりにキスをした事で、
サン・プルーがかなりのショックを受け、
二人はお互い少し離れていた方がいいかもしれないという事になります。
サン・プルーは、用事にかこつけて休職し、旅に出るのでした。

どっちかっていうと桜井幸子さん+真田広之さんの古い方の。
両方ともお父さんが邪魔に入って来るけど、
ジュリさんのお父さんは、さすがに近親相姦ヘンタイオヤジじゃあないわね!

あれって結局最後先生どうなっちゃったの?

― とか言っていた30代前半のオバサンが職場にいたぜ!

「ヌーヴェル・エロイーズ」は、
「恋愛物として受ける要素」がこれでもかこれでもかと盛り込まれていたって事じゃな~。


「心の叫びとして」書(描)いているのが前提としての話だわ!

今日の続きは明日。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

/安土正夫訳/岩波文庫全4冊

図書館によっては蔵書にあるかもしれないようです。
根強い「ベルサイユのばら」ファンの人達の間ですら垂涎の的の作品らしく、
「読んでみたいのに…。」
「新訳出して!」
― とかいう文を「ベルばらkids」でも見かけました。

「復刊ドットコム」でヒシ(必死)こいて運動してみろよ!
「ベルばら」ファンならそれくらいの人数を動員させるの何でもないだろうに!