漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

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2012年09月22日 19時53分42秒 | 第21話/薬包紙

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* * * この物語は、基本的にはフィクションです。 * * *



  第15話でウォルポールさんが、ジェイン姫に裏切られたと勘付き、
憤懣からハリソンさんにそれとなく脅しをかけながら、仕事でリヨンに住む、
会社員の又従弟のフレディ君へと手紙を届けてくれるよう頼んでいました。

 で、第15話の最後の方でフレディ君が書いていた返事が、ブラウン商会の連絡便に混じって、パリへと戻って来ました。

 ウォルポールさんは、第13話でまた何かあったら報告するとデュポン先生に言っていたので、
11月8日 ( 金 ) の午後、パリ郊外のセーヌ川端でその通りにしているという訳です。

 ウォルポールさん、世間からは 「 手紙の貴人 ( あでびと ) 」 と呼ばれているくらいで、
文章は全て人に見せる事を前提に書いている人です。
そんな又従兄を自慢にしているフレディ君が同じ考え方をしていたとしても、おかしくは無いです。


 今日の続きは明日