漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

紳士のお仕事(3/12) コザカシヲトコ、遂に舞い上がる!

2007年08月13日 14時54分19秒 | 第4話/紳士のお仕事

 あー、そーですか。そーですかっ。(^x^;)
ハリソンさんも、すっかりアミがかかって暗くなっちゃってるぢゃありませんか!

 このブログ、おそらく取り扱っている内容上、男性でご覧の方の方が多いのではないか
―と想定していますが、
われとわが心に問いかけてみて下さい。

こういう人と学校でお友達になりたいですか?職場にいてほしいですか?

 そして貴重なる女性の方々、
同じくわれとわが心に問いかけてみて下さい。

こういう人をカレシやオットにしたいですか?

 もしかしたら端から見る分には、この新キャラさんは面白いキャラなのかもしれません。
そのせいかどうかは分かりませんが、昨日はいつもより、ご覧になって下さった方が増えていました。
(もしかしたら・・・グレート・ヘンデルどんの御威光のお陰なのかもしれませんが・・・。

 以前ハリソンさんの性格の悪さを弁護する必要があると思った時にも書きましたが、
作者はこの物語の全ての登場人物の親です。
だから、いい所も悪い所もできる限り公平に見てあげなければなりません。
この人も今までの3ページの間では、どう見てもイヤ汁たらたらヤローです。
でも、これはこの人の一面でしかありません。

 この人にもいい所はあって、職人から一生懸命働いて、奇跡的に裕福になった父親の苦労を見て育って来ました。
そして将来のためにと、気持ち良く海外での勉強に送り出してくれた父親に感謝しています。
帰国したら尊敬する父親の事業を手伝い、支えていこうと固く心に誓っています。

 彼はこのページで一旦物語の表舞台から退去しますが、またいつか復活します。
彼は温厚な父親のある願いをかなえるために奔走しますが、なかなか上手く行きません。
そしてハリソンさんが(ハリソンさん自身は自分から何をしたという訳でもないのに―誤解されやすい雰囲気を持っているためか)
父親の願いをかなえる事の障碍になっていると思い込みます。

 ・・・そしてハリソンさんがピンチに陥るような、自分の職場の部下が考えた、
あるトンデモな計画に加担してしまうのでした。
―となる予定です。

〈次回の更新は8月18・19日の予定です。〉
 





 


 
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