もっと太れよとつい言ってしまうが、骨と皮ばかりの体系の方が多く見られるようになってきた。外見的にはいいかもしれないが、そういう人に限って便秘気味であったり、肩こり偏頭痛がひどかったり生理不順であったりという患者さんが多い。内面的に病的な症状で苦しんでいるのに、それでもまだ痩せたがる。この病的症状が現代の風潮であろうか。施術する側としては、外見を気にしてただ痩せることが美しさだと思わされている社会に身を置くことが可愛そうな感じがする。本当の美しさは、その人が醸し出す人間的な心であるはずなのに。何でも中庸を忘れてはならない。