富士山きのこ－ニガクリタケ（２）

場所によって
その付き方も違う
毒きのこのニガクリタケ

富士山のきのこ－ニガクリタケ

１０月２日　
東京の「すみだまつり」で
「やまきのこ」の名で売られた
４パック売られ
２パックは未回収だということだ
食べなければいいのだが・・・

この写真も
２日に撮ったものである

ニガクリタケは
青森県で悲惨な中毒事故を起こしている
家族６人で食べ
激しい嘔吐・痙攣を起こし意識不明になり
身体には紫斑が現れ
２日から４日後
子供４人が死亡した
父母はかろうじて命が助かっている

死亡事故を起こすきのこは
食後
数時間経ってから
その症状が現れてくるものが多い

ニガクリタケは
出始めからしばらくは美味しそうで
大きさも生育場所によって
まちまちである

きのこ狩りをしていて
つい手を出してしまいそうになるきのこでもある

きのこ狩りが初めての人と行くと
必ずと言っていいほど
このきのこが
かごの中に入っている
それだけ
きのこ狩りの季節に
頻繁に出くわすきのこでもある
必ず最後に鑑定しているが
そのまま帰してしまったら・・・
ぞっとする

きのこの季節になってきたが
知らないきのこを採ることは厳禁である
おいしそうに見えるとつい採りたくなるが・・