Kyoko AIHARA's Diary (Writer&Photographer) 相原恭子(作家&写真家)のブログ 

ヨーロッパ紀行、京都花街と着物、ビールとグルメなどをテーマに執筆、撮影、国内・海外での写真展や講演等。今日も良い日!

2013年8月3日(日) The Goring (London)  王室の方々も立ち寄るホテル

2013-08-08 | 英国・アイルランド
今年春、ロンドンで宿泊した「The Goring」ホテル。
ホテルの方からメールがあり、滞在を思い出しています。


紳士的なドアマンに迎えられ、なるほど…
バッキンガム宮殿に近く、王室の方や王室関係者も宿泊するというのもうなづけますね!


宿泊したお部屋。
壁には、シルクの絹織物が貼られています。
ゲインズボロ絹織物会社の歴史的コレクションから、バッキンガム宮殿やウインザー城、英国の国会議事堂、さらには、北米のホワイトハウスや、各国の英国大使館など、世界の重要な建物に使われている絹織物です。
優雅な気分!



チェックインしてお部屋からお庭を眺めていると、
届いたのは カクテル「コスモポリタン」。
名前からして、なんだかワクワクします!
1980年代にニューヨークで流行ったカクテルで、柑橘系のフルーツジュース、ウォッカ、コアントローをシェイクして、オレンジの皮を飾る。
さわやか、きりりとした柑橘系の香り、自然な甘さが快く、素敵なお部屋で楽しむのにピッタリ!

また、宿泊できたらいいな~と思いながら、日本の熱い日にブログを書いてます!


2011年2月22日(火) 十日町 一夜明けて 今度は京都~英国へ

2011-02-22 | 英国・アイルランド
一夜明けて、雪国から横浜の現実へ。
屋根に雪がない!道にも雪がない!どこにも雪がない!
雪がないのが、変に感じる。

今日の横浜。晴れているばかり。
十日町の数日の後、横浜が寒く感じなくなってしまった。
横浜に冬はないのか?

身の引き締まるような冷たさの、
十日町の海老(カイロウという村)の、
深い雪が、早くも懐かしくなってしまった。

それでも、次の旅へ。
3月中旬からの英国へのプレスツアーの後、さらに個人的に英国を取材しようと、一生懸命ルートを考えているところです。
(ノースコーストを回ってみましょかねぇ。)

その前に明後日からの京都。
野越え、山越え、海越えて、旅から旅へ~草枕(?)。

家にあれば 笥に盛る飯を 草枕 旅にしあれば 椎の葉に盛る 有間皇子

2010年12月05日(日) 京都取材の準備から「心」はダブリンへ

2010-12-05 | 英国・アイルランド
昨日の鳥さん、帰ってきてくれました!
また、白いヒラヒラが松の木についています。
よく同じようなものを見つけてくるものですね。
良かった!

次回の取材の資料を探そうと、天気が良いのにPCの前です。
図書館で友禅斎や西陣の本が見つかり、さっそくネットで手配。
仕事ではあるけれど、興味もあるので、読むのが楽しみです。

このところ本をたくさん借りたり、買ったのもあり、椅子の横に積ん読。
小泉八雲の「心」(「心」日本の内面生活の暗示と影響。ラフカディオ・ハーン著・平井呈一訳。岩波文庫。英語のタイトル「Kokoro」)の中の、居留地についての話は、八雲の視線で外国人と日本人の目に見えない葛藤が描かれている部分、「なるほど」と「我が意を得たり」。“因果応報の力”も、私も時々考えていたテーマであったし、出会ってよかった一冊。

1994年11月、ロンドンからダブリンへ飛んだのを思い出した。
なぜかといえば、ダブリンで、小泉八雲・縁(ゆかり)のホテルに泊ったからだ。

いつものように宿泊先を決めずにダブリンの街をそぞろ歩くうち、ふと見つけたホテルに彼の大きな肖像画が掛けてあって、ならば泊ってみよう・・・となったわけ。

その旅で、ダブリンからバスでゴルウエィへ出て、夕方、演歌の世界のような海鳴り、ウミネコ(?)の声が響く港から、イニシュモア島へ船で渡り、季節外れの島を自転車で一回りした。
シルバーブルーの入江に白鳥が浮かんでいたのは、悲しいほどに美しかった。
そういう入江を眺めながら、マーフィーやビーミッシュ、ギネスなどスタウトを飲んだのはひどく美味であり、忘れ難い。

小雨が降る中、ゴルウェイの町で、手相とタロット占いをしてもらったのも忘れ難い。
その時に言われたことは、今現在の自分の姿であるような気がする。