芸術家たちとの自由な議論を愉しんだ三渓は、
実業家であり数々の役職をつとめた公人であり、
同時に、文人、芸術家という教養人であった。
当時、自分が暮らす私邸の庭園を市民が自由に散策できるように無料で開放。
・・・ドイツ、ヴェルリッツで、やはり私邸の庭園や催事には邸宅をも市民に開放し、
市民のために尽力した貴族・フランツ
(ロシア、エカテリーナ大帝の甥。Fürst Leopold Friedrich Franz von Anhalt-Dessau。父親・フランツと地元で親しまれ、尊敬されている)
を思い出します。