Kyoko AIHARA's Diary (Writer&Photographer) 相原恭子(作家&写真家)のブログ 

ヨーロッパ紀行、京都花街と着物、ビールとグルメなどをテーマに執筆、撮影、国内・海外での写真展や講演等。今日も良い日!

2017年6月29日(木)水と緑の王国  "奥入瀬"(1)

2017-06-30 | 日本の旅
十和田湖から奥入瀬

緑のシャワーを浴びながら、渓流に沿って散策 (^^♪


清い水、滝の音、陽の光と影・・・


流れを止めると、白く、緑の影を映して青緑に、
水は色を変えて、とめどなく流れゆく・・・

💛 大自然の恵み 💛

2017年6月17日(土) 飛鳥取材のヒトコマ (その3)

2017-06-17 | 日本の旅
清流の音が爽やかな
奥飛鳥



西暦642年のこと。
雨が降らない日々が続き、
農作物の危機となった・・・。

第35代・皇極天皇(女帝。重祚して第37代・斉明天皇)が、
四方に祈り、雨乞いをすると、
5日間雨が降り続け、民衆は救われた。

天皇が雨乞いをした川は今も残り、
その向かいに
「飛鳥川上坐宇須多伎比売命神社」
が在る。



長い石段を登ると、
ひっそりと、しかし、堂々としたお社に至る。




当時の雨乞いを起源をする「南無天踊り」が、時を越えて地元に伝わり、
今も、人々がその踊りを稽古している。

➡ この「飛鳥の旅」の記事は、
<醸界春秋> 2017年7月号 
私の連載134回「美酒を探して地球旅」(文・写真 相原恭子)に掲載  (#^.^#)
ご覧くださいね




2017年6月12日(月) 飛鳥取材のヒトコマ (その2)

2017-06-12 | 日本の旅
緑濃く、清流が流れる「奥飛鳥」にて。

奥飛鳥には、「稲淵」「栢森(かやのもり)」「入谷(にゅうだに)」の3つの集落があります。
万葉集を思わせる、素朴な美しい風景に囲まれています。

集落の入口に、
川に掛けた男性のシンボル



集落の反対側の入口に、
女性のシンボル




大自然の緑の中で、 「あっけらかん」 と、
子孫繁栄、豊穣祈願。





日本の陽気な原風景を感じました。

2017年6月11日(日) 飛鳥取材のヒトコマ (その1)

2017-06-11 | 日本の旅

明日香川 明日も渡らむ 石橋の 遠き心は 思ほえぬかも




詠み人知らず。
こう詠んで、男は女のもとに通ひけり・・・

万葉の昔の「石橋」が、今も残る奥飛鳥。
長閑な緑の風景の中で、素朴な歌が、より感情の強さを滲ませるようでありました。