Kyoko AIHARA's Diary (Writer&Photographer) 相原恭子(作家&写真家)のブログ 

ヨーロッパ紀行、京都花街と着物、ビールとグルメなどをテーマに執筆、撮影、国内・海外での写真展や講演等。今日も良い日!

2018年9月28日(金) 私を造った ”旅” (2)

2018-09-25 | 講演/写真展 日本国内にて &相原恭子同行ツアー
スイスのジュネーブからバルセロナへ夜行列車。
バルセロナで何泊かして、さらにどこへ行ったか???
二か月近く、ずっと一人でヨーロッパじゅうを列車、夜行列車、バス、自由に旅した日々。

それは、自分との対話。
自分の内面への旅、とも言えました。
思えば、危険なことも、困難なこともありましたが、
その時に考えた事や想った事は、今の自分の土台になっているように思います。

この写真はグラナダにて。


その後、コルドバでこのブーツのファスナーが壊れてしまいましたが、毎日あれもこれも、美術館、博物館、美しい景色に魅了され、新しい靴を探して買う時間が惜しくて、なんと、毎朝糸と針でブーツを縫って出かけました。夜はほどいて、ブーツを脱ぐ(笑)というわけ。

ドイツの友達に話したら[Das ist deine Passion!] と言われました。

一日中歩くので、中々歩きやすい靴が見つからなかったという事も理由の一つですが。


一人で歩いていると、木々の姿にも美を感じて感動したものです。


これは走っている車窓から一瞬のうちに見えた牧歌的風景。今も思い出します。


グラナダのサクロモンテにて。
2015年、グラナダ大学で講演をさせていただいた際にサクロモンテへ立ち寄りましたら、今や、住宅街ですよね。

・・・などなど、
写真はたくさんあったはずですが、今、見つかったのはほんの少しだけ。
一人で旅していたので、自分が写っている写真はほとんどないのが残念。

昔のプリント写真をスキャンしたので、酷い画質です。(ネガが見つからないので、さらに画質悪し)
インスタ映えとは程遠いけれど、私にとっては当時の感動が宿っています。


Topic: [ヴァイエンシュテファン] 世界最古の現在も醸造を続けるビール醸造所 Brauerei Weihenstephan

2018-09-05 | 講演/写真展 日本国内にて &相原恭子同行ツアー
Bayerische Staatsbrauerei Weihenstephan
Die aelteste Brauerei der Welt, die noch braut.

ドイツ バイエルン州 
フライジンクに1040年から醸造を続ける世界最古のビール醸造所「ヴァイエンシュテファン」があります。



そのヴァイエンシュテファン醸造所から
Marcus Englet氏(Sales Director Export)が来日。

2018年9月4日(火)「Toranomon HOP (虎ノ門ホップ)」でパーティーがありました。

ドイツビールファンの皆さんの熱気。
美味しいビールがさらに美味に!




エングレット氏/Sales Director Export
Mr.Marcus Englet, Sales Director Export, Bayerische Staatsbrauerei Weihenstephan
ビール関係の方々とは、すぐに気が合うというか、気持ちが通じ合いますね!
私のビールの旅が今も続いているのは、ブラウマイスターや醸造所の方たちとの出会いが嬉しく、素晴らしいからです(*'▽')


ドイツビールに関する私の著書。
「もっと知りたい!ドイツビールの愉しみ」(岩波書店)は、電子ブックになっています。

「ドイツ地ビール夢の旅」(東京書籍)の初版が出たころは、日本で地ビールが解禁になった矢先。ウァイエンシュテファンをもちろん第一章で取り上げました。
以来、話題になりビールの美味しさと、世界最古の醸造所(現在も醸造を続ける)ということで、知名度は一気にアップ。日本だけでなく、各国で人気上昇しています。

最初にヴァイエンシュテファンへ取材に行った時には、ブラウマイスターのザールマン氏にお会いして、丁寧にご案内いただきました。
まさに一流のブラウマイスターから講義を受けたわけで、勉強になりました。ありがたく、感謝。

ちなみに、その時の彼のおすすめは、Dunkelweiss(Weissbier Dunel) でした。
バランスよく、コクもあり、さわやか。まさにBraukunstです。
Sueffig und weitertrinken ! 
(ドイツビールに重要な言葉です)


ドイツ大使館主席公使フィーツェ夫妻もお見えでした。
Herr & Frau Vietze,Deutsche Botschaft waren auch dabei.


以下、近年バイエルン州(フランケン地方)のたくさんのビール醸造所を取材した際の記事です。
バイエルンの中でも、フランケン地方はビール消費量も多く、地ビールへのアイデンティティーが強いです。
長閑な風景の中、癒されて、ビールの旅は続く・・・。

今年「醸界春秋」に書いたバイロイト、フォルヒハイム、フランケンビール街道などの記事。

そして、私のビールの旅はさらに続きます。
Meine Bierreise geht immer weiter.