ナポリに滞在して、ポンペイ、ソレント、イスキア島、アマルフィ、ポジターノ、カゼルタ宮殿などを巡り取材しました。そして、昨日マテーラ着。
世界遺産、ヨーロッパ文化都市となり、絶景の街です。
さて、イタリアでも読者に声をかけられて不思議な気持ちです。
ナポリで、「あなたの本を読みました!とても勉強になり、来年は日本へ旅行します。」という大学生(女子)に声をかけられてビックリしました。
昨日もマテーラのブティックで買い物をしましたら「あ、あなたですね。本を読みました。大学の先生もあなたのファンです!」とお店の人に声をかけられてビックリ。
私は歩き回った後で、お化粧も直してないので(笑)、困りましたが「是非とも一緒に写真を!」と言われて、一緒に写真を撮りました。
すると、なんと今日も! マテーラの広場近くのカフェに入りましたら、最初はどうもなかったのですか、食べ終わった頃、突然に店のオーナーが出てきて、↓下のサイトを私に見せて、「この本の著者、あなたですね!」
と声をかけて下さり、「今回のお食事代は是非とも、ご招待させてください」とおっしゃり、さらに、Tシャツと手提げエコバッグをくださいました。
「おーい、写真だ。皆、集まれ!」と店のスタッフ全員と写真撮影!
私はただ不思議な気持ちのまま、写真に応じました。
さらに、
プレゼントを持って、オーナーと!
すると今度は、「サインだ!ペンを持ってきて」とスタッフを呼んで、私はメニューにサイン。
私の読者が、昨年の南米ペルーの写真展にも、スペインの後援会にも、ヨーロッパにもたくさんいて、声をかけてくれるとは、自分では最初は信じがたいことでした。
日本の方々は、私がこんな話を書くと自己PRをしていると思うかもしれません。
しかし、冷静に考えてみると、世界各地にかなりの読者がいることは確かです。
この本は、英国でヨーロッパ、北米、南米、アジア、オセアニアのテリトリーで刊行され、フランス語、ハンガリー語、ポーランド語でも世界で刊行されています。
しかし、日本語版はありません。私が英国で書いた本だからです。
初版は2000年刊行でしたが、日本への関心が凄く高まると共に、「Geisha 」の私の本への関心が再燃して、世界を回っているようです。
私は不思議な気持ちです。花街との出会いから26年が過ぎました。