2015年韓国映画
エリート警察官のヨンナムは、左遷され田舎町の漁村へ赴任します。
そこで継父から虐待されている少女、ドヒと出会います。
何が原因で左遷されたのか？
ヨンナムは、外では呑まないものの、家の中で、
水のペットボトルに移し替えたチャミスルを一人でもくもくと呑む生活です。
コップに入れて水のようにのみます。
飲んでいますが、終始無表情。
シラフの時も無表情で笑顔のないヨンナム。
通学路で同級生にいじめられていたドヒに声をかけたことから、
ドヒは殴る継父から逃れてヨンナムの家にやってきます。
そのまま、夏休みの間、保護することになります。
ヨンナムはドヒのために料理するようになり、
お互いに笑顔が見られ始めます。
が、時々浮かない顔になるヨンナム。
ある日、
ソウルからヨンナムの元彼女がやってきます。
そう！
ヨンナムは同性愛者で、それで問題を起こし、左遷されたのでした。
(なんとなく序盤からわかる感じでした)
元彼女のウンジョンに嫉妬したのか、
ストーカーさながらヨンナムの携帯に電話しまくるドヒ…。
ウンジョンはよりを戻したかったようですが、
ヨンナムの心は冷めていたようでした…が、思わずお互いで抱き合ってキスしてるところをドヒの父に見られてしまいます。
お前らのこと見たぞ、
外国人労働者の肩を、さも親しげに抱き、店に入っていったドヒの父…。
ヨンナムは信頼できる若手の警察官にウンジョンをコテージまで送るように頼み…
(ってこの漁村はタクシーがないのか？公私混同じゃないか！)
家に戻ると、ヨンナムの制服に身を包んだドヒが、
家の中を荒らしまくり、ペットボトルのチャミスルを呑んでいたのでした。
？一旦ドヒを家に返したあと？
父に殴られて逃げたドヒ、追いかけてきたおばあちゃんが、
改造単車ごと海に突っ込んで亡くなります。
解剖したらアルコールの血中濃度が0､2パーセント…
完全なる泥酔に加え、痴呆の症状もあったとか。
ドヒの継父が仕切っている外国人労働者の一人が、
「帰りたい」と暴れ騒動を起こします。
彼らは不法滞在者で、
労働のために拘束され、賃金も支払われていないのでした。
漁村の人たちは、
労働力を失いたくないので、見て見ぬふりでしたが、
ヨンナムがドヒの継父を連行します。
新学期が始り、
ヨンナムは「夏休みまでの約束だった」
新しい制服をドヒに買い与え、自宅に戻します。
またドヒが家にやってきて…仕方なく保護してたら、
警察がやってきて、
「未成年に対する性犯罪」でヨンナムは逮捕されてしまい…。
ドヒよ？
お前は黒いやつなのか？！
ドヒーやつなのか？
ヨンナムにお股触られちゃった？
人形を変なふうに触ったり…
ヨンナムは留置所にぶち込まれ、
このままだと逮捕、懲役です。
父親は外国人労働者と示談となり、
釈放されていました。
家に戻ったドヒは父に甲斐甲斐しくお酌していましたが…。
服を脱ぎ捨て酔った父に添い寝するドヒ。
父の寝顔が童顔〜😅
胸にとか股間サワサワされて「はあう〜」な父…
😅😅😅
その間、携帯が警察官と繋がっていて…
「痛い…痛いよぉ…」
「なんでもします」
など、思わせぶりなことばいいつつ、自分の二の腕パン！パン！
って(どこで覚えたんだw)
お父さんは現行犯で逮捕されたんでした。
ヨンナムは冤罪が晴れ、ソウルに帰るのか？
荷物まとめて出て行く前にドヒと会いますが、
別れを決意します。
道中、お父さんを逮捕した、人のいい若手警察官が
「ドヒはいい子だけど、暴力に慣れすぎて普通のことは違う。小さいモンスターのように思える時もある」と言ったのを聞き、
車を降りてドヒの元へ向かいます。
心に傷を持ったもの同士…
二人は一緒に行くことになったのでした…。
ドヒ役の子の演技がうまくて、
ミスリードなんだけど、中盤「こいつはとんでもないモンスターなんじゃない？」
って思わせてくれます。
ハラハラして重たく、途中で中断しながら観ました。
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
孤独なもの同士が血縁関係なく、
新しく繋がっていくのはキノ希望があっていいなぁと思いました。
ウサギドロップの同性愛バージョンでいいじゃないかと思います。
男同士にしてBLにしても良さそうな作品でした。
面白い映画をありがとうございました😊