護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

戦時中の体験と終戦直後に聞いた話から・其の二

2007年03月20日 15時52分10秒 | 戦前・戦中・戦後を語る
 続・戦時体験者の証言  第一章 第二章・に書いていますが、
 父の勤めている銀行の朝鮮の小使いさん(現在は用務員でしようか)のたっての頼みで、キュチュベ(娘さん)のお手伝いを二度雇いました。来た時は垢だらけで汚いキュチュベさんも汚いままでは困るので、こぎれいにすると別嬪さん。盆、正月に里帰りさすと、一月ほどして親が引き取りにきました。奇麗になった娘を売るというのです。
 泣きながら連れていかれましたが、仕方がありません。同じことが二度続いて母は,朝鮮人の娘さんを高値に売られるために雇ったのではないと、それからは頼まれても断っていたようです。

 その他、吉州と恵山鎮では売られていく娘さんを見ていますが,連れていった女衒は同じ朝鮮民族の方でした。

 これは、朝鮮人が貧困に追いやられたからだと言うのも当たっていると思います。
 併し、朝鮮の方よりは少ないと思いますが日本人の娘さんも親の借金で売られ(年季奉公)ています。その証拠は、当時の日本人専門遊郭には日本人ばかりです。

 確かに日本人の方が経済的にはものすごく恵まれ、朝鮮人は貧困者が多いと言うのも間違いない事実です。

 しかし、朝鮮のヤンバンサラミ(大金持ち)も結構居られ、このお金持ちの朝鮮人の家にも遊びにいったことがありますが、すごいですよ。寝具に刺繍がされていてもの凄くお金持ちで今でいうセレブです。母はびっくりしていました。
 私の父親の勤めていた銀行の支店長は東大出の朝鮮の方でしたし、この体験記にも書きました色長(市長)さんも朝鮮の方でしたから、全、朝鮮民族を差別したとも思えません。
 だから数は少ないと思いますが、お金持ちも居たのは間違いないことです。

 戦時中、従軍兵士相手の遊郭(現地でどのような呼び方をしていたのか分かりませんから一般的呼び方遊郭と読むことにいたします)が有ったのも確実です。海軍では(酒保)なる名前のものがあったと記憶しています

 そして其処には好むと好まざるに拘わらず、体を提供していた女性もいたのも事実です。その中に日本の女性が居たのは、何度も書きますが引揚げて帰って来て一時落ち着き先になった家の娘さんが、戦地で遊女をされていて日本人は将校相手だったとの話も本人から聞いたのですから事実と思います。

 ある時、この方が当時の話を従兄弟の奥さんに話しているのを聞き耳たてて聞いていましたが、身を沈めた為にお金はもの凄く溜まったが、朝鮮人も皆お金を貯めて、戦争が終わったら一生食べていけると楽しみにしていた。これは彼女の話ですが、彼女の札束は現実に見ているので間違いない事実なのと、その中から私はお小遣いを貰った現実があります。話の内容からして、戦地の軍人さんは、いつ命を落とすか分からないので、気前が良かったらしいのです。
 今、この女性について考えると、もし年季奉公でしたら戦後すぐには自宅に戻れては居なかったと思いますから、志願されて行かれたのではないでしょうか挺身隊という言葉も聞いたような気がしますが遠い昔ではっきりしません。

 また、弟の話では終戦直後満州で、両親がまだ元気な頃、三人の朝鮮の遊女が、中国に残るか朝鮮に帰るか迷っていたのを「黙っていたら仕事の内容は判らないのだから朝鮮に帰った方がいいと」逃がしてあげたが、お金を沢山持ってたと父驚いていたそうです。

 と言うことは遊ぶ施設が有ったのも事実。そこで働いていた女性の居たのも事実だと言うことです。
 問題は、これら女性をどう集めたかが問題なのですね。


以下次回(二、三日うちに書き込みます)



07/03/20 テレビの映像の切り抜きから  天下りも骨がない 

2007年03月20日 13時53分11秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
07/03/20 テレビの映像の切り抜きから
 
     
 総理が渡辺改革を支持していることが分ると自民党の官僚と引っ付いていなければ生きていけない議員さんは法案をいじりたおして骨抜きにしようとしているらしい。
 彼等は国民ではなく官僚に目を向けているのだから、別に驚きはしない。
 思うに、表向きには国民が政治家を選び、その中から総理や大臣をえらぶのが本道だと思っていた。

 しかし最近は、政治は裏社会の大臣、事務次官と称する人々が、政治を司っていると感じるようになった。


 医療に関わった仕事をしていたが、ずっと以前は医師あまりで多すぎると言っていた時代があったような気がする。
 それが医師不足になると言うことは、老人社会になって患者さんが増えたのだろうか。

 医師を一人育てるのには莫大な費用がいる。だから医師は世襲制の様相を呈しているのは事実なのだ。
 昔は書生生活から苦学して医師になれたが今はその選択肢は全くない。だから中流家庭の子女は医師に離れないのが日本の現実だろう。

 だから之から医師を育てるには、国家が全額負担しい医師を育てる選択肢しかない。 
 しかし、お金持ちで特権意識の強い医師団はこれには抵抗をするだろうな。


      
 先日、原発の臨界事故があったと報道されたが、そりより前に二か所で同じような事故があったと言うことだ。
 なぜ日本に誤魔化しや隠ぺいする体質になったのだろうか。曖昧な決着が好きな体質の民族民族なのだろうか。
 近代生活には電力は欠かせない。電力会社は可也無理な営業をしいられているのだろう。としても、嘘や隠ぺいは原子力を預かっている企業だから許せない行為だ。