☆ 夕暮れの街で

今日は娘の住んでいた所の役所に行って
彼女の住民票を取って来ました。

大きな総合庁舎に５時過ぎに
駆け込んだのにもかかわらず、
親切な対応で、遺族年金に使うなら
住民票は無料だと言われました。

申請書に書き込んでいるときから
涙がポタポタ止まりません。
住民票を受け取ると外は夕暮れ。
人通りが少ない側に出ました。

隅の大きな柱の陰に隠れて大声で号泣。
娘が付き添っていて
（お願いママ、もう泣き止んでよ。
人が見るから立ち上がってよ。）
と困っているのが見えます。

（あんたがいけないんでしょうが。）
とまたまた号泣。
このところ、ずっと涙腺が故障しています。
自分でも何でこうなったか分かりません。

少し落ち着いてから、駅に向かって歩きました。
灯の灯り始めた夕暮れの道。娘と歩いた道。　
でも今は彼女は私のそばに付き添っている気配。

駅前の喧騒
学生がたむろしていたり、
待ち合わせの人たちがいる。
明かりがついた街を立ち去りがたく
何時までも立ち尽くす

でももう帰らなければ・・・
この街にいるあなたとは今日はお別れ
又来るからね。

家に帰ればまた家にいるお前に会えるから・・・



家には豪雨続きの私に、恐れをなしている
ツレアイがいます