韓国国内初の「日帝強制占領期間徴用労働者像」8月に除幕
ハンギョレ新聞 4/21(金) 12:46配信
韓国国内初の「日帝強制占領期間徴用労働者像」8月に除幕
二大労総が2016年8月24日、日本の丹波マンガン鉱山に建設した「強制徴用労働者像」=資料写真
市民募金1億ウォンで仁川の富平公園に設置
韓国国内初の「日帝強制占領期間徴用労働者像」が8月12日、仁川(インチョン)に立てられる。「日帝強制占領期間徴用労働者像仁川建設推進委員会」は20日、仁川市富平区(プピョング)の富平アートセンターで徴用労働者像製作発表会を開き、作品の建設計画を説明した。
日帝強制動員平和研究会のチョン・ヘギョン研究委員は「植民地の傷痕を治癒し韓日関係史に対する日本民衆の無知を打開しなければならない」として「事実の重さを感じ、記憶し語る所にするためにこの銅像を製作する」と話した。仁川地域で強制動員された朝鮮人は、現在までに151人が確認された。このうち32人が幼い少女であり、鉱山や工場で働かされ死亡した人は6人だ。
労働者像は市民が募金した1億ウォン(約950万円)で製作され、8月12日に仁川市富平区の富平公園内の平和の少女像前に並べて設置される。現在までに4千万ウォン程が寄せられた。銅像が立つ富平公園は、日帝強制占領期間に軍需物資補給工場である陸軍造兵廠跡(現、富平米軍基地)に向かい合っている。
建設推進委は韓国の代表作家4人を選定し、作品試案を要請する指名公募により彫刻家イ・ウォンソク氏の「解放の予感」を最終作品として選定した。横4メートル、縦3メートルの青銅像は、日本軍に慰安婦として強制連行されないようにするために富平造兵廠で働かざるをえなかったチ・ヨンレさんなど実存の人物をモデルとして日帝強制占領期間の女子女労働者の姿を形象化した。正面を凝視する父親の手を娘がしっかり掴んでいる姿は、解放を願うする我が民族の意志を表現した。
日帝強制占領期間徴用労働者像は民主労総と韓国労総が昨年8月、日本の丹波マンガン記念館に最初に設置されたが、韓国国内ではまだ立てられたことがない。現在、仁川をはじめとしてソウル、慶尚南道、済州などで銅像の建立を推進している。
朝鮮族はルーツがエベンキ族という学説が有り、エベンキ族はトーテム信仰がある。
その習慣で銅像を建てまくる。