多摩丘陵から四季便り

オリンパスのEM1に12-40mmF2.8を付けて撮っています。四季の折々の風景をお届けします。

萬松寺谷戸を歩く

2009-10-24 11:08:47 | Weblog

谷戸とは谷にまった所に広がる里山の風景を言うらしく、典型的なのが宮崎監督の”となりのトトロ”の舞台となった場所の様です。私は関西生まれですが、谷戸とはあまり聞いた事がなかったのですが。

 

このお寺の周囲にも谷戸が拡がっています。稲刈りも終了したみたいですね。あぜ道を歩いて谷戸に入ります。

 

 

こんな路をあるいて上がります。午後3時頃を過ぎていましたので、ひんやりしています。しかも誰一人いませんから。ちと不安ですが、なにせ自転車で1時間半掛けて着ましたので、先に進みます。

 

 

更に鬱蒼とした場所を蜘蛛の巣を搔き分け上の路に上がり、進んでいくと。なにやら看板が。覗いてみると、小野城跡と書いています。こんな所に昔は城があったんだとちょっと感心します。(笑) 

 

 

さらにとぼとぼと歩いていくと、なにやら看板が”小町井戸”? 読んでみると、小野小町がこの辺りの井戸で傷を癒したとか。ほんとかいなって感じです。(笑)

 

 

更に山道を進みます。木漏れ日が差しています。

 

 

更に進んでいくとだんだん路が細くなって、少し薄暗い。このまま咲きに進むか悩みましたが、最近は日の暮れも早いので、今日はここまで!(笑)

 

 

元来た路を引返し、萬松寺の近くに到着。

 

 

近くで引っ付き虫(子供の頃そう読んでました)を発見。よく友達の背中めがけて投げて遊んだ記憶があります。

 

 

蝶もヒラヒラ舞ってます。つがいですね。

 

 

コスモスが夕暮れにマッチングしています。

 

 

帰りの道の土手でツリガネニンジンを発見。もうそろそろ終わりでしょうか?野の花を眺めるのは楽しいですね。

 

 

自宅→野津田公園のバラ園→小島資料館→小野神社→萬松寺→萬松寺谷戸→自宅で5時間半の小旅行になってしまいました(笑)。途中急な坂を上ったり、降りたり。結構きつかったのですが、楽しかったのか、脳からのしんどいぞと言った指令は来なかったようです。夜もぐっすり眠れました。

 

所で昨日テレビで南田洋子さんの事を放映していました。私の若い頃のアイドル。綺麗で優雅で。あんな素敵な方でも老いは来る。ちょっと考えてしまいました。少しでも長く健康でいたい、ありたい。そう思いました。そのときになったらどう対処すれば良いのか、自問自答しましたね。(苦笑)