日々はつれづれ

旅に出たいと思いつつ、過ぎていく日々のつぶやき。

HOKUSAI~北斎の宇宙

2007年01月26日 | 博物館・展覧会・講座
 期間限定の日本橋HD DVDプラネタリウムに行ってきました。

 上映プログラムは2つ。星空メインの「星空の贈り物」と「北斎の宇宙」。
 今回は「北斎の宇宙」を見てきました。
 宮本亜門プロデュース、葛飾北斎の絵と組み合わせた特別プログラムということで、入場料は1500円。(星空~は800円)

 まずは館内ですが、寒いです。コート脱げないです。足元スースーします。
 そして通常のプラネタリウムは座席が真ん中の投影機を挟んで向かい合わせに配置されていたと思ったのですが、ここは一方向。
 画面の前方に小話や北斎の絵が映し出されるので、迫力あるといえばあるけれど、どう考えても後ろの席のほうが見やすい気がします。
 私は後ろではじっこの席だったのでなかなか見やすかったです。

 で、プログラムですが…正直面白くなかったかと…。
 北斎の絵がバーンとか、星に見立てたりとか、絵から飛び出したりとかはよかったのですが、それよりも小話が長くて…。
 現代の若者が江戸時代にタイムスリップして北斎と出会う、というようなコンセプトに思えましたが、この若者がいらない…。
 もっと絵と星空の映像をたくさん流して欲しかったと思いました。
 そして気になったのが天井の白い影。
 光の加減なのか、見ている位置が悪かったのか、天井の中心に白い影がずっと映っていて、満天の星空にもやがかかっているようでした。
 この星空がすばらしいだけにもったいない。
 降ってくる映像の時には気持ちのよい音楽とともに宇宙へ身ひとつでいるような気分になれます。(そして若者の場違いなセリフに現実にひきもどされる…)

 プラネタリウムといより360度スクリーンのアトラクションのようでした。
 次は「星空の贈り物」を見てみたいと思います。
 そうそう、北斎上映後チケットを渡すとこの「星空の贈り物」の招待券がもらえました。
 そう考えるとちょっとお得?
 
コメント (2)
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