食べすぎ

朝作った焼き芋がやわらかくて、おいしかったので
出来立てを母の所に持って行く
着替えの途中だった。がおいしいおいしいと食べた。
「食べ過ぎてしんどなったわ」と又寝てしまった。

裂き織りをしているとお昼前に息子が尋ねてきてくれる
母は大喜びで早速色々話している
「今日はしんどうて、寝てた」
焼き芋を食べ過ぎたとは言わない

お昼ごはんを一緒に食べる
うどんすきをする「鍋は一人では出来ないからみんなで食べるとおいしいわ」
懲りないで又たらふく食べている

夕方「今日は編み物何にも出来んかった」ぶつぶつ独り言

順調に

バッグの布が織り上がった。
母は「今までとちょっと違って、ええ感じやね」
「あんたにそんなに根気が、あると思わんかったわ」
褒められてしまった。
なんでも三日坊主なのは母が一番よく知っている

母の編み物も順調に進んでいる
同じ場所で、同じ姿勢で、毎日決まった時間に編み物をしている
私の織物は気が向いた時に少しずつ織る
まったくパターンが違う

「今度は順調に編めてるね」
「まっすぐの所やからね、減らし目になったらまた分からん様になるかもしれん」
自信を無くしている

バッグの布

食事のマナー

少し寒い

今日は黄緑系の布を裂いてバッグの布を織る
思っていたような色合いにならない
昔のぼろ布のような出来上がり
でもバッグに仕立てるといいかもしれない

母も編み物進んでいる
編地が簡単模様なので、間違わなくて編みやすいと思うが
母は自分はもっと難しい模様編みが出来るのに
年には勝てないので悔しいと言う
負けず嫌い・・・

「春になったら何処かおいしい魚を食べに行こうか」
「私は食事のマナーもわからんから、行かれへんわ」
この間のイタリヤ料理の時に、少し注意したので
根に持っている
今頃マナーを教えても仕方がないのだから
これからは何も言わない事にしよう

　　　マフラー

ベストを編む

今日千鳥格子のマフラー出来上がり
ピンクと白で中々かわいいのが出来上がった。

母は前に注文されていたベストをやっと編み始める気になった。
何ヶ月かまえにも編み始めたが、途中で挫折している
複雑な模様編みを入れたので、編目が数えられなくて
「頭がいかれてしまった。情けない」と落ち込み挫折していた。
孫の簡単なベストを一枚編んでいた。
私が「簡単のでいいから、やってみたら」
その声で腰が上がった

私がマフラーを織っていると
「簡単な作り目がわからん」
知らん振りしていると
「やっと出来たわ、何でこんな簡単なことが出来んのかな」
何回もやり直し、本を見てやっと出来たよう
でも又一歩前進

今日は母の誕生日

今日母86歳に
今日は母の誕生日
私は昨日まで覚えていたのに忘れていた。

今日買い物に行って、母が「今日は私の誕生日やから」と
一人ぶつぶつ言いながらお赤飯と鯛の塩焼きを籠に入れていた。
私は誕生日をすっかり忘れていた。
「去年孫が電話してくれたけど今年は忘れている」
少し寂しそうだった。

「お昼誕生日やからおいしい物ご馳走するわ何がいい？」
「和食はいつも食べているから、スパゲティにするわ」
イタリヤ料理のお店に行く
食べなれてないので、食べにくそう
見ているとハラハラする
食べ終わると「帰ろうか」
「まだコーヒーとデザート来るから」
「はよ帰りたいわ」
そわそわ落ち着かない、お婆さんにはこんなお店は無理なんだと思った。
家で作るスパゲティで十分だった。

午後行くと
まだ2時なのに夕飯の準備をしてある
テーブルの上に
お赤飯、鯛の塩焼き、ほうれん草のおしたし、散らし寿司が
お盆の上に並べてあった

お雛様

春の陽気

今日は名古屋まで出かける。
朝母のご機嫌を伺いに行く
規則通り10時頃着替え中だった。
色々食べ物を見繕って持っていったので、うれしそうだった。
「パーマもいかんならんけど、パーマ屋気に入らんわ・・・」
とまた始まったので早々に帰ってくる

昨年から孫たちのためにおねがいしていた。
お雛様が出来上がったので、名古屋まで頂きに行く
フェルトで作る、手作りのお雛様
とてもカラフルでかわいい

フェルトのお雛様

母の時間割

朝10時頃母の所に行く
起きて着替え中
裂き織りをしていると「もうこんな時間、昼ご飯何食べようかな」
「編み物もしたいのに毎日何にもしないうちにお昼になったしまう」

母は母なりの規則正しい毎日を送っている
6時半に起き、7時にご飯を食べ、8時頃から9時半頃まで朝寝する
それから着替えをして、掃除洗濯をするとお昼になる
午後また2時頃まで昼寝をして、それからテレビを見ながら手仕事をする

でもこの年になってもパジャマのままで一日過ごす事はない
今の所マイペースで規則正しい生活をしている

私も今日千鳥格子のマフラーを織り始める
プレゼントしたい人があるので、頑張ろう

節分

今日は節分なので、母も一緒に孫たちと豆まきをする予定だった。
きっと母も楽しめると思ったが・・・・

炊いてくれた高野豆腐を取りに行く
「味薄かったかもしれん」
「今日はしんどいし自分の家で食べるわ」
やっぱり年には勝てない
曾孫は見たいけれど、疲れるから一人でゆっくりご飯を食べる事にした。ようだ

久しぶりに豆まきをした。
鬼のお面を孫が被り「鬼は外」「福は内」
子供たちが小さい時のことを思い出し、楽しかった。

スパルタの結果

寒い

この最近忙しかったので、母と買い物も行ってなかった。
今日夕方買い物に行く
明日は節分なので、孫たちと豆まきをしようと思い
巻き寿司の材料を買う
母は張り切って「高野豆腐は私が炊くわ」
「簀巻き大阪に置いて来た。持って来れば良かった」と又後悔が始まった。

昨日も私が出かけている間に家に来たそう
「血圧の薬貰いに来たついでに、寄ったけど居なかったな」
最近自己管理が出来ている
「お医者さん明日休みやから、薬の切れる前に行っといた」
前はいくら説明しても薬が切れて、私が怒る事になっていた。
今は自分で計算して私が言わなくても大丈夫になった。

去年の今頃と比べると本当に健康になったと思う
体も頭も
人間幾つになっても回復力はあるのだと改めて実感
年寄りにはスパルタが必要かも