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ノウゼンカズラ

2018年06月17日 | 日記
ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属。つる性の高葉樹です。枝や幹から根を生やし、壁や木の上を這いながら上に伸びていきます。 草丈3~10mまで成長し3~7㎝のギザギザした葉をつけます。 真夏になるとラッパ状の花を咲かせ、花の中から周りを湿らせるほどの蜜を垂らすという特徴があります。 和名は漢字の「凌霄(りょうしょう)」いう名前から「ノウゼン」となまり、その後「ノウゼン」となったと言われています。 英名はラッパに似た花の形から「トランペットヴアイン」や「トランペットクリーパー」と呼ばれています。 花の蜜にはラパコールという成分が含まれています。ただ、ラパコールがどれだけ有毒なのかまだ明らかにされていません。 過去の事例として、花弁に多く含まれているため、花の汁が手に着くとかぶれ、目に入ると炎症を起こすとなどの事故があったとされています。 原産地:中国、北アフリカ原産。日本には平安時代に中国から渡来し薬用として栽培され、花を乾燥させて漢方薬として婦人病や利尿剤として利用されていました。 開花期:7月~8月。 ラッパ状の花を咲かせる花姿から、英雄や勝者を祝福する際のファンファーレで吹くトランペットを連想し、「名声」、「名誉」、という花言葉も付けられた。 花色オレンジ、黄色、赤。 よく似た花で「アメリカノウゼンカズラ」があり、小ぶりで細長いのが特徴、花色は濃い赤色。 7月14日、8月19日の誕生花。 花言葉:「栄光」。
写真  ノウゼンカズラ(凌霄花) 6月16日近隣