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フヨウ(芙蓉)

2019年07月28日 | 日記
アオイ科フヨウ(ヒビスクス)(ハイビスカス)属。 別名:モクフヨウ(木芙蓉)。美しいピンクの大輪の花を咲かせるフヨウは、夏を代表する花木として親しまれています。日本の南部では野生化していますが、もともとは中国原産であると推測されています。 また、室町時代に鑑賞されていた記録があることから、古くから栽培されていたことが分かります。 近縁種にはムクゲがありますが、一般的には雌しべの先が上向きに曲がっているのがフヨウ、真っすぐなものはムクゲと区別できます。 芙蓉の園芸種は多くありませんが、ピンク以外にも白や、八重咲きが販売され、草本のアメリカフヨウとの交雑種もあります。フヨウ属はハイビスカスやムクゲなど含まれますが、フヨウは半耐寒性のため、関東地方以西の暖地なら庭植えで栽培できます。 寒地では晩秋に地上部が枯れてしまいますが、マルチングなどしてど根を保護して枯死しないようにすれば、春から枝を伸ばしながら花芽を分化させて開花します。 原産地:中国中部、台湾、日本(沖縄、九州、四国)。 開花期:7月~10月。 朝咲いて夕方には萎む一日花。 毎日次々と開花します。花色はピンク、白、赤など。 11月10日の誕生花。 花言葉:「繊細な美」、「しとやかな恋人」。
写真  フヨウ (7月20日・犬目町)