ヤマモガシ科シノブノキ属。 半耐寒性常緑低木。 20cm~10m。 別名:ハゴロモノマツ、ベニバナハゴロモノキ、シノブノキ。 葉は針状で見た目にとても涼やかです。 常緑樹ですので、暑い夏も冬も楽しめることから、葉のデザインで品種を選ばれる方も多いです。 特徴的な葉のために観葉植物としても販売されています。 最近はドライフラワーや花材としても需要があります。 グレビレアという名前は、イギリスの王位園芸協会の創立者でロイヤルソサエテーの副会長、チャールズ・グレビルの名前にちなんでつけられました。 原産地:オーストラリア。 耐寒性あるオーストラリア植物ですので、日陰を避け日光に当てることに注意すれば、日本でも越冬できる様々な園芸品種を手にすることができます。 成育が早く枯れることが少ないものの、花を楽しむための育て方のコツを把握しておきましょう。 開花期:11月~3月(四季咲き)。 花のように見えるのは、総苞(そうほう)という苞がたくさん集まったものになります。 丸まった苞から長いオシベが伸びた姿はとても独特で華やかです。 色は赤やピンクのものが特徴的ですが、イエローやホワイトなどの品種によって異なる印象が楽しめます。 水あげがよく、切り花として長く鑑賞できます。 繁殖は挿し木で、10㎝程の枝をさし穂にして発根させます、時期は春か秋。 花言葉:「情熱」、「あなたを待つ」。
写真 グレビレア (12月6日花屋)