お花や日々の出来事を

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平出の泉

2019年07月26日 | 日記
平出の泉(ヒライデノイズミ) 所在地:長野県塩尻市宇賀平出。 昭和45年1月13日、市史跡に指定。 石灰岩の洞窟に集まった伏流水が鍾乳洞の出口から湧き出しているとされる。水温はあまりな変動はない。清冽な泉は四季満々と湛えられて、長形63m、短形36mであり、最大深水は約6m。 今の堤は江戸時代に田用水として貯水を目的に築かれたもので、この泉の恩恵で、原始・古代の大集落平出の遺跡が発展した。(同市教育委員会設置の案内板による)。 日本3大遺跡に数えられる平出遺跡。太古からこの地には多くの人の営みがあった。 それを支えたのが石灰層からこんこんと湧き出る清冽(セイレツ)な水である。前記の通り江戸時代に堤が作られ、溜めた用水を効果的に活用できるようになった。 平出の泉は今も、エメラルド色の神秘的な水をたたえ、水深6mの底まで見透せる。 泉近くには、平出遺跡の資料館や遺跡などが隣接している。
写真  平出の泉 (6月24日撮影)

キツネノカミソリ(狐の剃刀)

2019年07月25日 | 日記
ヒガンバナ科ヒガンバナ属。多年草球根。 早春から初夏まで葉をたくさん茂らせますが、夏には枯れてしまい、開花時期には花と茎という姿です。 スイセンの葉に似た細長い葉が、剃刀(カミソリ)のようであることから、剃刀の名がついたのだとか、また、名前にキツネが入っているのには諸説があります。 花色がキツネの体の色を連想させる。 キツネガ使うようなカミソリ(葉)である、などの説がある。 草丈30~50cm。 別名:フギトウ、ドクバナ、ハコボレグサ、キツネバナ、キツネノタイマツ。 原産地:日本原産。 雑木林やその周辺などに生育する。日の強すぎない北側の傾斜地や、里山や神社の境内などでよく見かける夏咲きの野花で、関西平地では盆頃によく見かけます。お彼岸頃に真っ赤な花を咲かせるヒガンバナと同じ仲間(リコリス)属で性質も似ています。 ヒガンバナと同じ毒性があります。 しかし昔は毒をとり、食用にされていたのではないかと言われている。 開花期:8月~9月。 オレンジ色の珍しい花を咲かせます、花弁は6枚、花後は黒い実がなる。 8月30日の誕生花。 花言葉:「妖艶」。
写真  キツネノカミソリ(7月20日・清水公園) 

ワルナスビ

2019年07月24日 | 日記
ナス科ナス属。 多年草、長い根茎を持つ、茎は高さ40~70cm。 名前のとおり厄介な外来種です、 葉や茎には鋭い棘があり、実に毒がある。さらにはこの上ない繁殖力がある。 地下茎を伸ばしして繁殖しますが、地下2mにも伸びるそうで、根が残っている限り根絶は困難です。 特別な除草剤で駆除します。 別名:オニナスビ(鬼茄子)、ノハラナスビ、アレチナスビ。 原産地:北アメリカ。 日本へは明治時代「1,943年」頃に、牧草に混入し非意図的に導入された。 畑地、樹園地、荒れ地、路傍、河川敷、などあらゆる場所に生息する。 国内では沖縄を含むほぼ全国で害を及ぼす。ナスという名前ですが、有毒で食べることはできません。植物全体、実にも「ソラニン」という物質を含んでおり、ジャガイモの芽に含まれる物質と同じです。 開花期:6月~10月。 ナスに似た白い5弁花,黄色く見えるのがオシベ、オシベの真ん中に,緑色の部分がメシベです。受粉すると丸い実がなります。 11月21日誕生花。 花言葉:「欺瞞」、「悪戯」。
写真  ワルナスビ(悪茄子) 7月21日・清川町の歩道  

クロサンドラ

2019年07月23日 | 日記
キツネノゴマ科クロサンドラ(ヘリトリオシベ)属。 非耐寒性常緑低木(耐寒性8℃以上)。 春から秋の定番、夏の暑さに強く直射日光にも強いほうですが、それでも真夏の直射日光では葉やけしてしまいます。 夏の暑さでは花が休む(地域にもよります)が出来れば半日陰に移動させるとよいです。 葉やけはしますが枯れる程ではありません。でも、元気がなくなります。草丈15~80cm。 原産地:インド、スリランカ、マダカスカル。 日本へは大正時代に輸入され、別名:サマーキャンドルと呼ばれたこともある。 ギリシァ語の(房飾り)と(オス)による。 別名:ヘリトリオシベ(縁取雄蕊)、ジョウゴバナ(漏斗花)、キツネノヒガサ(狐の日傘)。 開花期:6月~10月。 花穂からつぼみをひとつ、二つと柔かなオレンジ色のローソクの炎がちらつくようにのぞかせ、花が篝火のように花穂をおおいながら咲いていく楽しい花です。 6月23日、10月24日、11月4日の誕生花。 花言葉:「理想の美」、「仲良し」、「虚飾」、「友情」。
写真  クロサンドラ (6月8日・花屋) 

サルスベリ(百日紅)

2019年07月22日 | 日記
ミソハギ科サルスベリ属。 庭木、花木、低木または中高木、樹高10m。サルスベリは新梢を伸ばしながら枝先に花芽をつけ、夏から秋にかけて次々と開花します。 枝の生育にはばらつきがあるので、「百日紅」の別名通り開花期間が長期間になります。 落葉期に新梢全てを切り戻す従来の剪定法による仕立て方のほか、弱めの切り戻しと、間引き剪定を組み合わせた自然風仕立ても人気があります。本種とヤクシマサルスベリの交雑種を含め矮性品種や、幼木から開花する一才性品種、這い性品種、うどん粉病に強い品種など多くのタイプと花色がたのしめます。 原産地:中国南部原産。 冬は落葉します。 日本への渡来は不明ですが、「大和本草」(1,708年)に載っていることから、それ以前だと考えられる。 樹皮のはがれた部分はつるつるしているところから、「猿も滑り落ちる→猿すべり」というのが名前の由来となっている。 開花期:7月~10月。 花弁は6枚ですが縁が強く波打ちます。花後に球形や楕円形の果実をつけ、熟すと弾けて種が散ります。種には薄い羽根のよな翼がついています。 花はピンク、赤、白色。 8月29日の誕生花。 花言葉(全般):「雄弁」、「愛嬌」、「不用意」。
写真  サルスベリ(7月21日・楢原町)