お花や日々の出来事を

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ハギ(萩)

2020年09月20日 | 日記

マメ科ハギ属。 低木、花木。 耐寒、耐暑性あり。 秋の七草の一つであるハギは、「万葉集」にも多く詠まれていることからも、古くから日本人に親しまれてきた植物だと言えます。ハギの仲間の種類が多く、中でも最も広く栽培されているものは、ミヤギノハギです。刈り込んでも枝をⅠm以上伸ばすほど生育旺盛です。 枝垂れて晩夏から秋にかけて、多数の赤紫色の花を咲かせるのが特徴です。 原産地:日本(園芸起源と推定される)。 本州日本海側の多雪地帯に分布するケハギから選抜されたとも、中国産とも言われていますが、その起源は明らかでありません。 ユリやラン、ツツジが特定の種類の植物名でなく、共通の特性をもつグループの総称であるように、「ハギ」はヤマハギやマルバハギ、ケハギなどの野生種や、その園芸品種の総称として使われています。どれも栽培容易で、秋の風情を楽しむことが出来ます。草丈1.5~2m。  古い枝を残しておいても花はつかないので、栄養が分散しないよに剪定する必要があります。 冬には落葉しますが、2月頃には芽が出ます。その頃になったら根元から20㎝の位置で枝をバッサリ切り戻します。 開花期:7月~9月。 花はマメ科のため、豆の花の形で赤紫色、ピンク、白色です。 9月24日、10月1日の誕生花。 花言葉:「思案」、「柔軟な精神」,「内気」。 
写真  ハギ(9月14日・八日町) 


シュウカイドウ

2020年09月19日 | 日記

シュウカイドウ科シュウカイドウ(ベコニア)属。耐寒性やや強く、耐暑性は強い。 園芸ではよく親しまれている草花。ベコニアの仲間です。中国からマレー半島にかけて自生する冬を越して毎年育つ草花です。地下に根茎(球根)を持ちます。日本に渡来したのは1,640年ころで、その後日本国内の伝播は早かったようです。現在では元々日本にあった植物かのように野生化したものや、庭園などでごくあたりまえに見ることが出来ます。 草丈40~80㎝。 原産地:中国、マレー。 花の名は、バラ科の植物のカイドウ(海棠)に似ており秋に咲くことから、秋海棠(シュウカイドウ)という名前になりました。 開花期: 7月中旬~10月中旬。 葉のわきから紅色の花茎を伸ばし、薄紅色の花を咲かせます。まず雄花が咲き、さらに花茎がふたまたに分かれて伸びて行って、新たに雄花が咲き、これを3~4回繰り返して最後はその先端に雌花を下向きに咲かせます。雌花は三角錐のような形の子房がついており、雄花とは容易に区別できます。 葉っぱは左右非対称で輪郭は心臓のような形、鮮やかな緑色で、花がない時でも美しいです。 花後、葉腋に1~3個ずつ、「むかご」という小豆大の球根のようなものが出来ます。冬超しのために茎葉が枯れるころ、むかごは地面に散らばり春に芽を出します。 8月29日、9月10日の誕生花。 花言葉:「片思い」。
写真  シュウカイドウ(9月13日・清川町)


ヒガンバナ

2020年09月18日 | 日記

ヒガンバナ科ヒガンバナ属。 多年草(球根)。日本全土で見られますが、自生でなく中国から持ち込まれ、人為的に植えられたと考えられています。人里で生育し、墓地や田畑の周辺によく見られますが、まれに奥深い山中に見つかることも、それは昔そこに集落があった可能性を示唆しています。 原産地:日本、中国。 日本や中国に自生し、秋の彼岸の期間(秋分の日を入れ、その前後3日間)だけに花を咲かせることに由来して名付けられました。9月頃になると赤と白、ピンクなどの花を咲かせるのが特徴です。 ヒガンバナの特徴は、花が咲いてから葉が伸びることです。 まず花が咲き、あとから葉が伸びるという、通常の草花とは逆の生態を持っています。 その葉と花を一緒に見ることがない性質から、「葉見ず花見ず」と呼ばれ。昔の人は恐れをなしてシビトバナ(死人花)と呼ぶこともありました。 別名: マンジュシャゲ(曼殊沙華)、ジゴクバナ(地獄花)、ユウレイバナ(幽霊花)、シビレバナ(痺れ花)、キツネバナ(狐花)、ステゴバナ(捨子花)、カミナリバナ(雷花)、レッドスパイダーリリー、マジックリリー。 開花期:7月~10月。葉は4~5月頃から、濃い緑色で光沢のある細い葉が特徴です。 球根には毒性あり注意。 花色は赤、白、黄色、クリームなど、9月20日の誕生花。 花言葉:「想うはあなた一人」、「また会う日を楽しみに」、「独立」、「情熱」、「あきらめ」、「再会」、「転生」。
写真  ヒガンバナ(9月17日・川口川) 


アキノゲシ

2020年09月17日 | 日記

キク科アキノゲシ属。 一年草、二年草。 和名は秋に咲くノゲシに似て秋に咲くことからつけられた。 大柄だが柔らかく、全体に艶がない。 はじめは根出葉をロゼット状に出すが、やがて茎を立て花序を出す。 高さ50~200㎝。 原産地: 東南アジア原産。 東南アジア原産で、日本全土、朝鮮、中国、台湾、東南アジアに分布。 稲作とともに日本に渡ってきた史前帰化植物。 日当たりのよい場所に生える。 飼育するウサギの餌によく使われる。 レタスの仲間で葉や茎を切ると白い液がでる。 開花期: 8月~12月。 花は淡い黄色、直径2㎝程で舌状花だけで出来ている。 種子はタンポポの綿毛を小さくした様な形をしている。 10月25日の誕生花。  花言葉:「控えめな人」、「本当は心優しい」、「幸せな旅」。
写真  アキノゲシ(秋の野芥子)9月14日・北浅川土手 


ジニア・プロフュージョン

2020年09月16日 | 日記

キク科ジニア属。 初心者向きで育てやすく、よく開花する一年草。 霜が降りると枯れる。 夏の暑さと直射日光に強い。土が濡れているうちは水はやらない。 また、真夏の昼に水をやると夏の暑さで水が茹って根を痛めるので、昼間の水かけはしないようにしてください。 肥料は、2週間に1回ほど液肥を施す。 原産地、メキシコ(サカタノタネの園芸種)。 アブラムシ、アオムシ、温室コナジラミ、ハダニが発生しますので、虫が発生したらすぐに捕殺し、薬剤散布します。 ハダニは葉っぱに水をかけるようにすれば予防できます。 本種はサカタノタネが育種したジニア・リネアリスの交配種。リネアリスは斑点病やウドンコ病に強いので、プロフュージョンも強いです。 開花期:6月~10月。 花は直径6㎝と大きめの花が咲きつつ、夏から秋にかけて長い間花が咲きます。 咲き終わった花はなるべく早く摘み取ります。花色は赤、黄など多数あります。

写真  ジニア・プロフュージョン (9月3日花屋)