第二の人生を満喫!+愛犬ウィル(享年14歳)

還暦で娘・息子は結婚し孫がいます
様々な障害を抱え妻に支えられながら前向きに暮らしてます。

甘え

2006-11-25 19:06:52 | 職場と正面から向き合って(終)
                 「上を見上げている人間に甘えは無いのか」



この記事は、過去に書いたもので、非公開にしていたものです。
投稿日時も、そのままにしています。

過去の非公開記事から、見つめなおす為、公開します。
自分自身が、どれだけ成長しているのか確認したい。という意味もあります。

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病気を盾にしての甘えだ
その考えは自分の甘えだ
人に依存しているのは甘えだ
言動そのものが甘えだ
苦しくても耐えられないのは甘えだ  
そして自立しろと
職場でよく言われていた。

何にも生産していない職場という組織のバリアーの中にいる人間は
人員を配置され仕事をし、一部に人を顎で使って生活している。
それが自立か。
上を向いて仕事をしている人間がいるとすれば
それが自立か。
誰にも迷惑掛けてないから自立だと言う。
そう言った人間には甘えはないのか。
24時間甘えないで生活しているの?
甘えや自立していないと思われた人間は
メンタル面のケアを十分にされないまま
規律」という名のもとに排除されていく

何にもない孤島で一人で生活している人から
甘えだ
自立だ
と言われると納得できる。

甘えだ、自立だと言っている人間は
他人が居なければ、そう言っている人間だって成り立たないじゃないか。

甘える事のどこが悪いと言うんですか。
甘えたり、他人に依存することで生活が出来るんじゃないですか。
自分は甘える事や他人に依存することは悪いことでは無いと思っている。

自分も他人も甘えや依存を認めればいいじゃないですか。
自分も受け入れられるし他人も受け入れられる。

自分は、自分や家族そして心の友はかわいいですよ。
かわいくて、どこが悪いんですか。
これを、今年4月から「甘えだ」の「自立しろ」と言っている人間だって同じじゃない?
それに、甘えだや自立しろの基準は言っている人間の感じ方や経験じゃないの?

自分がバカ人間だったら、そんな事を言っている人間はなんでしょうか。
ただ、あなた達は上を見上げていることが自分と違うだけなんだと思う。





感ずる

2006-11-25 18:47:18 | 職場と正面から向き合って(終)
          「感ずるは実体がなく、人によって都合よく考えることが出来るもの」


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感じって調べたら、
感覚を通して知覚する。
刺激を受けてある感覚をもつ。
物事に対してある感情や気持ちをもつ。
あるものに強く反応する。特に、心を深く動かす。
病気に感染する。                  (明鏡辞典より)
         って書いてあった。

朝、妻と母親の嫁姑関係が、こころに引っかかっている。
昼頃、具合が悪くなり妻を呼び
朝の関係を続けるなら「俺は許さない」と警告
このとき、母親は散歩で居なかった。
具合が悪いので薬を飲んで、午後4時迄寝た。
午後4時に具合が悪く起き薬を飲んで妻を呼んだ。
「お前ら(妻と母親)俺が調子少し良いとそうなる」
「俺が具合悪い方が家庭は円満に行くんだ」
 そう言ったら。
妻は「そう感じたことが全て」と言った。
「お前ら(妻と母親)は仲が良い振りをして俺をだましているだろう」
「俺には感じることが出来るんだ」
 そう言い、アタマにスイッチが入りそうになったので
妻を居間に帰した。

職場でも今年4月から、さんざん言われた。
お前の感じ方と俺たちの感じ方は違うと
俺たち! 俺たちって組織のことか?
俺の感じ方と組織の感じ方は違う
そう言うことだ。
俺が具合が悪いと感じても、組織はそう感じてないってこと。
感じ方だけならまだしも、考え方を変えろとまで言われた。
人を育てる職場が、感じ方や考え方が違うだけで人を潰している。
非生産的な職場は感じ方と考え方が同じじゃないとダメな組織なのか?

妻と母親がやっていることは職場という組織と同じことをしている。

薄暗い自分の部屋で具合悪くなりながら
「ちきしょう」と言っている自分

辞典の内容で
あるものに強く反応する。特に、心を深く動かす。
病気に感染する。               
        が自分には当てはまっている。


  

妻と母親

2006-11-25 09:29:34 | 職場と正面から向き合って(終)
               「川の流れは物事に逆らわずに、淡々と流れていく」


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昨日からの雪が朝、氷雪になっていた。
子供らを送りに行くのに道路が滑って、冬の感触がある。
家に着いて朝食、洗面
洗面から終わって居間に座ると
妻と母親は何か話していた。
聞いていると、なんかたわいもない話でお互い譲らない。
自分が座っている位置の右側に母、左側に妻と
サンドイッチになって、あまり良い心地ではない。
仕舞いには話をしなくなっていた。
これが、世に言う嫁姑の関係なのだろうか。

確かに、この家には
母親   1世代
自分と妻 2世代
子供ら  3世代
が同居しているからそうなるのかも知れない。
家庭は最小のコミュニティ

妻と母親との話は、私とあなたという自分本位の話だ。
私とあなたという中での話
私とあなたという中に閉じこめられた話
そう感じる。
妻と母親はもとをだだせば、他人同士
そんな話になっても仕方がないのかなぁ。と考えてしまう。

社会でも職場でも、わたしとあなたと言う中に
閉じこめられた話
それは、人間関係

柳澤桂子さんの著書である「生きて死ぬ智慧」の言葉の一節をお借りすれば
得るということがないから
永遠なるものを求めて永遠に努力し
心を覆われることなく生きていけます
心を覆うものがないから
恐れがなく 道理をまちがえるということがないから
永遠の平和に入っていけるのです
私たちが あらゆるものを
「空」とするために 削り取り
削り取ったことさえも削り取るとき
私たちは深い理性をもち
「空」なる智慧を身につけたものになれるのです。

と書かれてあります。
自分はそんなに信心深くないし宗教を信仰するものではないですが
柳澤桂子さんが書かれた文面からは、なるほどと感じされられます。
それは、自分と他人、自分とその他大勢という考え方を正してくれて
いるようにも思います。

人間には我欲があり、それゆえに執着するのではないかとも考えます。
執着することなく「空」のこころを持ちたいと思います。
そうすれば、こころ穏やかになれる気がします。

生きて死ぬ智慧
堀 文子
小学館