まだ、台風の余波がぁるのに新潟、長野に震度6、8の地震があった。家屋の崩壊だけでなく怪我人や死者まで出た。幸い柏崎の原発放射能汚染はなかったようだ。火災が出たが消し止められた。3年前の中越地震と同じような規模たそうだ。
「災害は忘れた頃にやって来る」と言うが、大変なめに遭った方達は一生忘れられない。
友人が昭和20年9月台風と土砂崩れで一瞬の間に家も家財道具もすべて失い、命からがら逃げのびやっと助かったが、あの夜の真っ暗がりの恐怖今でも忘れられない。また、その時の人様の情けも忘れられない。とメ-ル貰った。当時小学3年生だったのによく無事で今日まで、、、と思う。
実は私も終戦まえの空襲の恐ろしさ、普段は忘れているが、何かの折にふれ想い出す。終戦の年の夏ごろになると毎夜のように空襲があった。母に寝ているのを起こされていた。別に頭の上に爆弾が落ちてくる訳でもなかったが、警報がなると起きて逃げていた。その日は起こされるとあたり一面明るく何時もと様子が違う。逃げる用意をしながらも怖くてふるえて歯がガタガタなる。逃げた処でも止まらない。子供心にも恥ずかしく何とか止めなくてはと思っても止まらずガタガタならしていた。隣にいる弟の歯のなるガタガタが聞こへ、ああ、怖いのは私だけでないと妙に安心した.小学4年生のつまらない想い出である。