トニママ ジャーナル

カリフォルニアより自閉症と音楽と私の日々

Buddy System

2008-11-16 | Weblog
Buddyの意味は"仲間"とか"相棒"ということですが、高校生になってトニーはこのBuddy systemを利用することが多くなりました。

大人の手を借りるより同じ年齢の子とペアを組んで行動するほうが本人にとって自信につながるようです。

感心したのは、お互いにBuddyを選べるということ。

大人が子供達のBuddyをあてがうのではなく、スペシャルの子でもボランティアの子でもお互いを選んでいいのです。

誰からも選ばれなかったボランティアは辞めちゃったりしないの?
手のかかる自閉っ子はボランティアに敬遠されるよね?

余計なことを考えているときに、"誰も選びたくない"というカテゴリーを発見。

そうかあ、、、誰も選びたくない人同士がくっつけばいい訳だ。

ともあれ、私はぜひトニーのBuddyにと目をつけていた子がいました。
彼はトニーと同じ年で、忍耐強く話し相手になってくれるし、トニーをリードしてくれるので彼から学べることがたくさんあると思ったのです。

だけどトニーは他の子を選びました。
理由を聞くと”その子は歌がうまい”からだそうです(笑)。

彼の選択基準がそんなところにあったとは、、、、

相手の子は歌がうまいと言われて気をよくしたようで、即トニーのBuddyにと登録してくれました。

めでたしめでたし、、、