トニママ ジャーナル

カリフォルニアより自閉症と音楽と私の日々

クリスマスパーティー

2008-12-15 | Weblog
プライベート邸宅でのクリスマスパーティーでトニーがバンド仲間2人とトリオを組んで演奏しました。

パーティー主催者であるこのお宅のDさんは、教師を退職した方で先日コーヒーショップで演奏したトニー達を見て、このパーティーを企画してくれました。


Dさんの61歳になる妹さんは障害者で、今はグループホームで暮らしています。

彼女の両親は障害のある妹さんに辛くあたるだけで家族として認めず、それを幼い頃からみていたDさんはずっと両親に反感をもっていたそうです。

成人して妹さんの親権をめぐり両親と裁判で戦って、晴れて妹さんを一生ケアする身となったのです。

今夜招待された50人ほどのゲストには、前もってトニー達のことを紹介してくれていて、たくさんの方が名刺を下さり、応援を約束してくれました。

退職したおばあちゃんの粋な計らいに彼女の人柄を思い知ったのでした。


サンタクロース

2008-12-15 | Weblog
サンタクロースのシーズンになりました。

お世話になっている方の息子さんは5歳にして“サンタクロースなんていないよ”と悟っているそうで、サンタ役を夢見ていたお父さんはがっかりしているとか。

確かに純粋なまでにサンタクロースを崇拝する子供の姿を見るのは微笑ましいですね。

今朝の新聞によるとサンタを信じている子供は、5歳以下が96%、8―10歳になると42%だそう。

特に宗教、人種、文化の入り混じっているカリフォルニアではクリスマスを祝わない家庭もあるし、以外に根深いサンタバトルに親や教師、カウンセラーは頭を痛めているのです。

我が家の息子達は6年生までサンタクロースを信じていて、ケニーはとうとう学校ではサンタを信じている派の最後のひとりになってました。

クラス中からバカにされても健気に信じるケニーを見て、ついに夫が真実を告白したのはたったの2年前。

本当は言うべきではなかったのかもしれないけど、本人もやっと認めざるを得なかったようで、、、、

子供達がサンタさんへ用意したクッキーとミルクを毎年いただいていた夫が、自分のハートを指して言いました。

誰もがここにサンタをもってるんだよ 

それを聞いてニコっとしたケニーが、

今年はサンタにビールを用意して寝ることにするよ

と夫をねぎらったのでした。