トニママ ジャーナル

カリフォルニアより自閉症と音楽と私の日々

チーズボール

2007-04-07 | Weblog
ケニーはよく忘れ物をします。
今日も宿題のプリントを忘れたとかで友達に電話していました。

夕食の支度をしていると電話中のケニーの声が聞こえてきて、、、、

「monarchyと oligarchy, tyranny?」
政治の宿題らしい。

「デモクラシー?、、、チーズボール
社会の宿題にチーズボール??なんだかケニーの様子がおかしいのに気づきました。

「お前と遊んでる時間ないんだよ!!早く教えろよ!!わかったよ!チーズボール
ん?なんかヤケに荒れている、、、、
聞き耳を立てていたわけではないのですが、どうやら友達におちょくられているようで、チーズボールがそのキーワードらしい。

「うるせいな!!チーズボール

「、、、チーズボール
「チーズボール!!!」

声が小さいと言われたらしい(笑)。

大分じらされて、やっと宿題情報をゲットしたケニーは何もなかったように黙々と宿題をしていました。



パブリック スピーキング ー人前で話すことー

2007-04-06 | Weblog
久しぶりにミーハーな子育て雑誌を読んで目についたのが塾やお教室関係の広告。
相変わらずいろいろあるなあと見ていたら、コミュニケーション アカデミーという教室があった。
パブリック スピーキング(人前で話すこと)、ディベート(討論)などの教室だそうだ。有名大学入試のための準備クラスか?と思ったけどそれだけではなさそう。

広告にはPublic Speakingのクラスが5歳から、Debateは11歳からだって

確かに人前で明確に自分の意見を理論立てて話せる人は=リーダーシップのとれる人ということでアメリカでは花形です

うちの学校でも毎年スピーチコンテストがあって、低学年の部といってもちゃんと最後にオチまであって堂々と大人顔負けのパフォーマンスを見せてくれるので面食らいます。

私がその昔、アメリカの大学で勉強していて一番イヤだったのがOral Communicationでした。
一般科目の授業はもちろん、専門科目の音楽の時間でさえマスタークラスでクラスメイトの演奏の批評をしたり、有名な音楽家の演奏を聞いて意見したり、、、、イヤでたまりませんでした。

私の友達の高校生のお嬢さんは、小学生のころからスピーチコンテストあらしで、今やアメリカ中を飛び回るパブリック スピーカーです。

好き嫌いは別として、訓練でパブリック スピーキングが上達するのは本当らしいです。
コミュニケーション不足が問題化されている今の時代には、こういうクラスはやっぱり必要なんでしょうね。