8月の、「家賃&光熱費」問題を、かかえている さなか、
ひさしぶりに、疫病神(やくびょうがみ)が、やってきた。
朝 晩、すずしく なってきた から だろうか?
あついときは、当店に、来る 回数も、減っていたのに、
こないので、安心 していたのに、
きた。
それは、9月26日水曜日、AM11:05頃だった。
当店が、シャッターを、「ガラガラガラー」と、あけて、すぐだった。
なぜ きたのか?
なにしに きたのか?
「ひさしぶりやなー」と、言いながら、疫病神(やくびょうがみ)が、はいってきた。
やくびょうがみは、いつものように、100円の、しょうちゅうのみずわり を、
注文してきた。
しばらくすると、もう1人、お客様が、来た。
すこし、がらのわるそうな、かんじの、男性だ。
AM11:30頃だった。
その、お客様は、疫病神と、しゃべりだした。
そして、
やくびょうがみは、僕に向かって、
「こいつのぶんも、俺が、払うから、俺に、つけといてー」
と、いきって 言ってきた。
「すると、今日は、ちゃんと、払ってくれるんやなー、
つけじゃ、ないんやなー」
と、僕は、かってに、思った。
「ビンビール」と、やくびょうがみの つれが いった。
その、すこし がらの わるそうな やくびょうがみの つれは、
いりぐちに向かって、座った。
そとは、歩道を はさみ、国道163号線が、はしっていて、
その むこうに、地下鉄 今里線 新森古市駅 が、みえる。
その、疫病神のつれは、
国道163号線を、走る 車を 見るかたちで、すわった。
はじめから いてた、疫病神も、そとを、見る形で すわっていた。
2人そろって、入り口に 向かって すわり、
外の、はしりさる 車を、見るかたちで、すわっていた。
すると、他のお客様が、なんとなく、入り口から、入りにくい かんじになる。
その、2人は、PM3:30頃まで、いてた。
そのかん、いつも きてくれる、他の お客様は、だれ ひとりとして、こなかった。
15:30頃、やくびょうがみは、
僕を、呼び。
「いくらや」と、聞いてきたので、
「ふたり あわせて、1,440円 です」
と、僕は 答えると。
「今日、もちあわせ ないんや、つけといて くれへんかー?」
「えーー、つけなんですかーーー?」
「おともだちは、もってないんですか?」と、僕は、くいついた。
すると、疫病神は、
「あいつわなー、生活保護やねん、そやから、金もって ないねん」と、言ってきた。
それじゃー、しかたない、
つけときます。
と、つけになった。
これが、
9月26日水曜日、1回だけなら、書かなかったのだが、
しょうこにもなく、
9月27日木曜日、
9月28日金曜日と、
3日間、連続で、やってきた。
それも、2人で、つけだ。
さすがに、
「ほとけのかおも、3度まで」だ。
9月28日金曜日の、かえりぎわ、
この、疫病神に、
ぼくは、言った。
「当店は、8月31日までに、はらわなければ、いけない、家賃と、
8月分の、光熱費を、まだ払っていません、だから、もう、つけは、
しないで下さい」
と。
「おまけに、この くそあついのに 製氷機まで つぶれて、
てんや わんや なんです」 は、
言わなかった。
「おまえら、ふたりが、いりぐちにむかって、そとを みるかたちで
すわって いたから、ほかの お客様が、はいりづらいじゃないですか?
たいがいに、してくださいよ」
も、言わなかった。
「この つけ は、いつ 払って いただけるんですか?」
は、言った。
疫病神は、「ちかいうち、もってくるわ」と、言って、かえっていった。
僕は、疫病神に、
「お前は、出入り禁止じゃー、つけは、払わんで いいから、
2度と くるなー」
は、
言いたかったが、
言わなかった。