本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

柔軟性。

2007-07-22 16:48:42 | 社会
ペシャワール会の方がある寒村へ武装解除を説きに出掛けたということをNHKラジオに出ておっしゃっていた。村民に武装されていたのでは医療活動に支障があるとの判断だったのだろうか。村民は会の方々を信用して武装解除に応じたというのである。「あなた方は丸腰で来て非武装を説くのだから我々は信用したのだ」と村民は言ったとのことである。双方共に勇気のある行動だったと思う。世間では今フレキシビリティ(柔軟性)などと言う。これが人にも社会にも求められる時代である。硬直化した思考・応対をとってはいけないのである。広く情報を集め、いろんな人がいろんなことを言うのを『よく見聞きしわかり』天下の大勢をよく見極めてから決断しても遅くはない。むしろその方が結果的には早いことになるかも知れない・・などと『天声人語』みたいなことを私が言ってもキャラじゃないけどね(ぶひひ)世界の基本的構造は今東西問題は一応消滅した形だから南北問題にあるのだろうかとふと思うのである。(異論のある方は『もしも世界が百人の村だったら』あたりでも読んでみて下さいな。)これにイスラム圏対西欧文明の対立が絡んでいる。イスラム圏内部の対立は《欧米+イスラエル》への対応を巡っての対立が基本にあると思う。幸いにもわが国はこういった国際間の対立に関して、どちらか一方に組しなければならない立場には本来立ってはいない筈である。だから他国の戦争のどちらか一方に積極的に係わるような愚を排して公平中立かつ誠実に全世界の国々と相対していれば、いわゆる《国際貢献》の道は幾らでも開けて来るのではないか。と思うのだが、国内に《南北問題=格差社会》を抱えていたのでは話にならねえよな。w . . . 本文を読む