本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

自滅の構図。

2007-07-30 11:24:38 | 政治
ほぼ民主党の一人勝ちである。私の個人的希望としては他の野党にも伸びて欲しかったが、選挙民はみなそれぞれ1票ずつしか持っていないから(!)各人の心情の優先順位として他党は民主より上位の位置を占めることが出来なかった。東京選挙区の共産党など、3年間もセンキョに行っていなかった丸川『大したタマヨ!』に負けて、あんなものを『権力の中枢に(!)』送り込んでいいのかと他人事ながら心配である。これでは『確かな野党』に「すら」なれない。我々としては参謀の平沢さんが有能だったのだなと納得するしかないのだが、私の期待した『自民共倒れ』に今一歩だったのは返す返すも残念である。ただ田中康夫さんに言わせるとこの当選は自民にとって痛し痒しで、タマヨは「参政権のない者にも国会議員になる資格がある」ことを身をもって実証してしまったわけである。中四国方面とりわけ岡山は痛快だった。虎之助はもうサンプロへ出て来て大口を叩くことは出来ない。笑。真紀子さんの演説が効いたようだ。あの人の演説は今回箱物に限って16回実施された。下手なお笑い芸人より遥かに高度なエンターテイメント性があるから私も一度くらいは是非生で聞いてみたい。笑。保守王国の筈の四国で自民は全滅。これも無論愉快な話だ。一方党内党=丸山党を自称して当選したタレント候補などは不快だが、丸川ともども国会でどう動くか、単なる一兵卒に埋没するだけでは?など、興味は尽きない。で、「小沢と私のどちらを選ぶのか?!」「改革の続行か後戻りか?!」「負けるわけには行かないんです!」と動員された身内の前で絶叫して「いい感触を得た」らしいわが「裸の王様」=敗軍の将は辞めないんだそうで、これではいよいよ自民党自壊路線の真っ只中への突入となってしまう。安倍ポンの悪あがきは策士=小沢の激烈な攻撃を呼び込むだけだ。安倍ポンでははっきり言って一枚も二枚も役者が落ちるが、自浄能力のない自民党はただ呆然と打ちひしがれるばかりで、まさに「座して死を待つ」ことしか出来ない。一方民主党については元々水ぶくれ体質があって、時々経歴詐称したり自民顔負けの買収工作をしたりする候補が出たりするから今回もまた変に挙げ足を取られることはないのかと、そっちの方も心配だ。株価は早速急落したというし、いずれにせよ「常に解散含みの風雲急を告げる政治情勢」となった。こう来なくちゃ面白くない。笑。 . . . 本文を読む