久間発言を最初は「アメリカの考え方を紹介したものと理解している。何ら問題はない」と全面擁護しておきながら、いざ世論の反発が(当然ながら!)尋常ならない激しいものだと知るや、一転『厳重注意』に切り替え発言そのものを撤回させて『なかったことにする』(!)から『今後は一層(はあ?)核軍縮に努力して欲しい』とは、安倍ポンの常套手段とは言え、いったいこの人間はどういう『帝王学』を学んで総理の座にまで上り詰めたのかと、改めてその出自を疑ってしまう。民族排外主義・保守源流のエリートとして「英才教育」を受けたであろう安倍ポンの周囲にはチャラチャラおべんちゃらを言う太鼓持ちどもしか集まって来ず、彼らの阿り諂いに囲まれてこれまでの人生の大半を費やし、結果まともな手法でまともに政治を考えることなどついに一片たりとも学習することなくここに至っているのではないか。そうであるなら、我が国の政治風土は余りにも寒々しいと言わざるを得ない。こんな者しか総理に担げない自民党はいよいよ末期症状の観を呈している。この人間は凡そ心底から反省したことなど一度もないのだ。幼少時から自分の失敗・失態は黙っていても周囲が取り繕い穏便処理してくれたのである。一般に他者からの率直で真摯な批判に晒されて初めて、人は自省し自戒するのであって、そういう経験を何度となく繰り返して来た者ならば、安倍ポンのような「一旦は開き直って撥ねつけ、周りの反応を窺ってから渋々、しかも少しだけ態度を改める(!)」などという薄汚い卑劣な方法論は、そもそも発想することさえ困難であるが、安倍ポンにあってはこの方法が根っから体に染み付いているから救いようがない。政治家としてというより、人間としての基本的な欠陥が問題にされて然るべきだ。この仁はアカン。腐った果実は籠から取り除け! . . . 本文を読む