隅に付けると全体が映ります
1台の防犯カメラで部屋全体を映すためには、どこに付けたらいいで
しょうか。
少ない予算をやりくりして、カメラ1台で部屋全体を映すためには、
下の図のように隅にカメラを取付ます。
その際、カメラ選びで注意しなければならないのは、レンズの最大
水平 画角 です。
画角が約90度以上なければ部屋全体が映りません。カメラにはレンズの
画角が調整できるタイプ(金額が高い)と固定式のタイプ(金額は安い)が
あります。また、レンズが別売の箱型カメラもあります。レンズが内蔵
されているカメラを選ぶ場合は画角が調整できるタイプを選びましょう。
レンズが別売のタイプは、レンズの仕様で最大水平画角を確認してください。
インターネットで販売されているカメラでは、画角の表示のないタイプや
70度程度のタイプもよく掲載されています。こういうタイプを購入して
部屋の隅に取りつけても部屋全体は映りませんので気をつけてください。
画角が調整できるレンズを内蔵したドーム型カメラ
SCD-6085R/TE アナログHD 2M IR ドームカメラ
水平最大画角110.2度
部屋の隅に取付けたSID-460NW
長方形の事務所内全てが映るように調整しました。
箱型カメラにつけるレンズ
タムロン製防犯カメラ用レンズ 13VG2811ASIR
水平画角最大97.4度
加工した写真ですが、部屋の天井の隅に防犯カメラを付けると以下のように
映ります。
廊下が直角に交わったレイアウトです。カメラのレンズを目一杯広角に
調整しています。右端の男性と左側の女性2人の全身が映ります。
但し、廊下の中間あたりに障害物があると死角ができてしまいます。
最近、天井の中央に取付ける全方位カメラが出てきました。下が見本の
画像です。何か途中に障害物があっても死角が多くなりません。
1台のカメラで4分割表示ができます。
反面、カメラの位置は天井の中央に付けることが多いので、カメラに
近い人物は全身が映っても見下ろす感じに映るので、人物が少し下向いて
いると人相はわかりません。但し、店舗では、商品も映す必要があるので、
全方位カメラが向いているでしょう。詳しくは、以下の記事をご覧ください。
全方位カメラがすごい
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