【凄いね】と【そうですね】の間にあるもの

事務所から100M程離れたところにある駐車場へ向かう途中、
作業帰りとおぼしきファーマーな方（クッキングパパ似）が
【凄い空だねぇ】などと語りかけてくる。

そうは言ってもだ、
「そんな事よりもアナタ、その服の組み合わせはいかがなものか」
と言いたくて仕方が無い訳だコチラは。

そもそも
“なぜ堂本剛でさえ着こなしに困りそうなマドラスチェックのジャケットに体操服ジャージを合わせるのか”
と思うやいなや、
“カレーのルゥを買って来る”とゆーという重大な任務があった事を思い出す。

「ルゥって、、大柴じゃ無いんだし（ぷっ）」などと吹出しそうになるも
ではルー大柴の名前の由来を知っているかというと知らない人が大半なのがこのご時世。

そうなると一旦事務所に戻ってネット検索をするべきなのか、
それとも言い表せない不安を抱えたままスーパーに行くべきなのか、決断を迫られる。

…“られる”における『ラ行』独占状態は放っておいて良いのか。

仮に『ア行』に置き換えた場合、“迫あえう”となっt、ってちょっと待て。
『ラ』と『ア』の形って似てないか？
カタカナを発明した人の想像力ってそんなもんか？

ここは一つ“昔の人はけっこー適当だった”と解釈すべきなのでは無いか。
つまり、「ワシのアユ20匹とキデンのラグビーボール1コを交換せぬか」、
的な物言いから『ア』と『ラ』が入れ替わった可能性があるのでは無いか、と。

しかしまぁ、可能性と言えばコレはもぉ大橋のぞみちゃんの成長次第なのであって、
「ポ～ニョポ～ニョポニョ　　タケノコ～♪」とゆー
ダチョウ肥後リーダーの勘違い話しを思い出しながら【そうですね。】と愛想笑いをする。