とりあえず、登る

先日、日中はほとんど動かないウチのヤドカリズに大きな動きがあった。


休日の午前、ぼんやりとソファーに座っていたところ、
my娘が夏休みの宿題を始める。my妻がPCを起動させ仕事を始める。

…このままでは5分以内に
「貴殿もボーっと座っておらず、何か世の為になるような事をしてみては如何か」
旨の提言をされる事は必死である。

ここは一つ、一家の主・海の男としての威厳を見せつけたい。

言われる前に立ち上がり、同じくぼんやりとしていたヤドカリズに白羽の矢を立てる。
ちなみに岐阜に海は無い。


ヤツラの住処である『ニトリの丸型花瓶』を掃除する事にした。
砂を洗い岩を磨き『激落ち君』でガラスをコスり清掃完了。


で、毎度の事ながら、
住処を再構築された後のヤドカリズは、とりあえず全力で木に登る。
登っては下り、下りてはまた登る、を繰り返す。　　意味がワカラン。

やがて疲れ、体力を使い果たしたと思われる場所で唐突に寝る。
木の途中であっても、だ。


…よくもまぁ根絶されずに生き残ってきたなぁ、と感心する位のバカっぷりである。

転機は夜に訪れる、続く。

…なんだオマエ、、。

観光ホテルのニューハーフショー！的な派手さな訳だが、
その伸び過ぎた毛になんらかの意味はあるのか。

「ろっくぅ～でなっし～♪」唄いながら鼻からグリーン豆飛ばすのなら大目に見るが、
そもそもオマエに鼻はあるのか。