金魚日和

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タムロン90mmマクロ・その4

2011年01月25日 | カメラ・撮影

1/500秒/F5/マニュアル露出/ISO 200、D90/手持ち撮影

タムキューさんの正式名称は『SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (Model272E) 』と言い、
カタログを紐解くまでもなく、名前から「開放F値が2.8であること」をうかがい知ることが出来る。

が、 F2.8は固定値では無い。

それどころか最短撮影距離で撮ろうものなら、どー転んでもF5.6以下には設定出来ない。
故障?詐欺?根性が足りない?
いやいや、これこそが『露出倍数』マジックなのであった。


前掲したようにタムキューさんは“鏡筒部を伸び縮みさせて”ピント合せを行う。
単焦点レンズであるにも関わらずこの繰り出し量が半端では無い(約5cm)為、
F値固定以外のズームレンズを広角側から望遠側に変更する時と同様の意味・働きでF値の変動がおきるらしいのだ。

上の例で言えば、
「最短撮影距離(=1/1倍撮影時)でのF5.6(=2段落ち)は、F2.8の実効F値である」ということらしい。

仮に1/2倍撮影時が1段落ち=F4だとすれば、1/2倍撮影時のF5.6は1段絞った値になっているわけだ。。

…自分で書いててもよくワカラン♪
おま毛にってどんな毛だ、に、この実効F値を表示するのはニコン機だけ!なのだとか。
故に、このブログに記載している撮影情報としてのF値(=実効F値)は、
ニコンユーザー以外の方がカメラで確認されているF値(=表示F値)とは絞っている段数が違っている可能性が高い。

………。


間違っていることを書いていたとしてもだ、    怒ってはいけない。