Nikon D90 +AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
その昔、
『ロボコップ演芸』で一世を風靡したのは『吹越満(ふきこしみつる)』氏。
ギーガシャん ギーガシャん
ギーギー ブルルルルっ バスバス。
その吹越氏とギーガシャん、
字面&リズム感は似ているもののブルルルルっ、
全くのギーギー、別人であるのがバスバス『舟越桂(ふなこしかつら)』氏だ。
ドンガシャン ドンガシャン ドンガシャン ドンガシャン!
…この記事は元ネタを知らないと少しもギーガシャん面白く無いな。って事で、【youtube】
先の日曜日、とある喫茶店のトイレで恐怖した後、
小牧市にあるメナード美術館に『舟越桂展』を観に行った。
舟越氏の作品を簡潔に説明すれば、《木材を寄せ、削り、磨き、着彩した彫像》である。
彫刻家として活動を始めた比較的初期の作品~1988年発表の『冬の本』~で氏を知ったわけだが、
恥ずかしながら実際の作品を目にするのははじめてである。
期待とトイレ内での恐怖を引きずりながら会場に足を踏み入れた。
最近の作品に近い『スフィンクス』のシリーズが出迎える【展示室1】を抜けると、
初期の作品が集まった【展示室2】、
『月の降る森』だけが飾られた【ミニギャラリー】を挟むように、
おもちゃや絵本を展示した【展示室3】と、最近の作品が展示された【展示室4】が配されている。
※さらに奥へ進むと、舟越氏がセレクトした収蔵絵画が展示してある【展示室5】もあります。
個人的にはこの展示がものすごく面白かった:シーレ大好き◎
写真やモニター越しでは解らなかった/見えなかったモノが、ソコにはあった。
木でなければならない理由。
着彩の効果。
生き物として『眼』が持っている記号性の高さ。
先に上げた《木材を寄せ、削り、磨き、着彩した彫像》
という説明は、実際の作品を目にした事が無い人間の説明であり、
今となっては《木材を寄せ、削り、磨き、着彩して命をまとわせた彫像》と表記すべきだと感じる。
生きてはいないが、命の切れ端を身にまとっている作品。
「体温は低いが外気温と同じでは無い」
「呼吸器官は無いが血液は循環しているかもしれない」
「脳内で結像することは無いが目には何かが映っていそうだ」と思わせる程度の生命力・生命感。
それらは《本物そっくりにツクラレテいるから》という次元とは根本的に異なっている。
《木材を寄せ、削り、磨き、着彩して命をまとわせた》舟越作品は、
《死亡したニンゲンに色々なモノくっつけて再生させた『ロボコップ』》に似ているのかもしれないバスバスバスっ。
結論:感じ方には個人差がある
展示期間は残り10日。「名前は知ってるけど実物を観たことが無い人」はダッシュすべき。
「へー、この人の展示が今度あるんだ」
「今だけ半額!?」
とか胸おどらせては気が付いたら
「終わってた」
しかも気が付く→終了までの期間が年々どんどん短くなっている。
ご紹介の展も「むおー見たいなー」系にもかかわらず
わお残り10日なのね。あのねのね。
かきのたね。まる。
ロボコップネタも吹き越しました(笑)
で終わるのはイヤ。
大切な情報伝えわすれたので。
メナードにほど近いところに「賀名生」アノウと読みますが、素敵ななんとも良いレストランがあります。
落ち着いた庭園風オーガニックレストランですが、石焼きカレーが美味い!(急に庶民的)
吹越…じゃなくて舟越展半券で割り引きのレストランを紹介すればよかったと(^_^;)
月庭夜でしたしね。 後日も使えますよ!
で、チケット余っている私。
キンサマブログを読んで、明日「3回目」行ってきます。
「死体だった」表現が好きで気になったので。
最後に味わってきます。
メナード美術館の作品を鑑賞し感想を書く。
ってのが 何度もあったので
そのたび付き添いで行きました。
何度も行ったのに
岸田劉生しか 覚えてない・・・・・・・笑
「何処かに行く」という行動に対し、
「自分では車の運転をしない」のはかなり不利になりますよね。
まぁ、兄貴のバイタリティーには
「運転しない」位で丁度良いのかもしれませんが^^
焼酎力さん、まだチケット持ってるみたいだから
(自分もいただきました♪)
はやめに連絡するよろし◎
【焼酎力さま】
でもね、広田レオナは巨乳なんですよ。
昔ベジャールのバレエ団に在籍してたんですが、
「乳切って来い/じゃないと役はやらん」言われたそうです。
で終わるのもなんなので(笑
アノウ、HPみてみました!良さ気◎
あの場で『石焼カレー』を頼むのは勿体ない気がしますが^^、
カレー星人としては聞き捨てならん情報です。
ありがとうございました。
あくまで自分が受けた印象ですが、
「脳死=人の死」であるならば、呼吸をしていても「死」の状態なわけですよね。
そういった境界にいる感じを受けました。
制作年数が上がれば上がるほど。
【花さま】
ふむふむ、その辺りにお住まいなんですね^^
・・・っとして小牧城主ですか?
上沼恵美子さん(大阪城主)にライバル出現ですね。
冷蔵庫、もとい、麗子像のインパクトは絶大だからねぇ(笑
ブックマーク、もう少しお待ち下さい。
今文章考えてます◎
そうそう、そうだ!って思いました。
展示がはじまった頃に観て、ちょっと時がたちましたが、
観たときの感覚がよみがえりました。
エゴンシーレすきですか!
へーへー
確か焼酎力さんもすきですね、
息が合いますね、お2人。
気になった作品はありました?
自分的には『言葉をつかむ手』。
http://matome.naver.jp/odai/2126751199558096201/2126751260058175803
好きとか嫌いでは無く、あの『腕』のあり方は興味深かったです。
シーレは好きな作品・凄い作品は沢山ありますが、
『死する母』という作品を観た時にえらい衝撃を受けました。
その衝撃の理由は今もって謎ですが(笑
小さな作品なんですけどねぇ、、、引き込まれましたよ。
http://blog.oricon.co.jp/rhabarbermarmerade/upload/detail/482pxegon_schiele_400.jpg.html
奥様?
そんな訳ないか。。。
カメラの性能が良いので毛穴まで映ってしまうんですね。
しみじみ見てしまいました。
PC上で伸ばしたり縮めたり歪ませたりしてますが^^
毛穴はモノトーン化/コントラスト調整の加減で余計に強調されてるかも。
でも無闇に解像能力が高いレンズでご婦人などを撮ると、
「見えなくてよいモノまで見え過ぎ」と嫌われることになるようです^^