数日前から読み始めた『さよなら、サイレント・ネイビー/伊東乾』という本がすさまじくて生活が引き摺られている。
いずれ詳しく書きたいと思うのだが、
東大出身で今はソコで教える立場になった筆者が、
かつての同級生であり、地下鉄サリン事件の実行犯である男:豊田亨を通してオウムを検証している本だ。
頭の悪い感想なことこの上ないのだが、ちょっと圧倒的に凄い。
ここ数年で読んだ本の中でも“凄い”という部分においては突出している気がする。
(初版発刊は2006年)
日常的に“オウム真理教”という言葉を聞いていた世代(30代以上?)の方には是非とも一読をお勧めしたい作品である。