続き:
D90には動画撮影機能がついている。
購入動機には一切関係無かったこの機能を使い「突発的に現れるタコ踊りの症状を録画しておくこと」を思いついた。
我ながら天才過ぎるかもしれない思いつきにタコ踊る。
内臓マイクのすぐ横で激しく振動するお便利ズームの異常行動は、無事AVIファイルで保存することに成功した。
“2つ目の福音”は『電池チェック』という項目。
やはり電池の消費スピードがはやいと感じられてならない。
あっという間に電池アイコンの目盛りが減ってゆくのだ。
不審に思いつつD90の設定メニューをイヂっていると、件の項目が表示された。
この項目には電池の『残容量』、その電池を充電・装着してからの『撮影回数』、『劣化度』、『“電地”を使った諺』が表示される。
D60には無かった“痒いところに手が届いた上、さらにムヒまで塗ってくれる”ような機能だが、1つは嘘だ。
モニターに映し出された数値は明らかに異常を示していた。
新品なのだからして『劣化度』には問題無いものの、撮影回数30回あまりで電池の60%近くを消費している。
メーカーのカタログ値からすると、少なく見積もっても400枚は撮れていないとおかしい消費量だ。
D90を購入していなければ「気の所為かも」で済ましてしまっていたやもしれぬ現象は、客観的な数値として視覚化された。
【12月13日(月)】
担当者からの返信が届いた。
多少の語彙は増えてはいたものの、基本「○○を取り替えました」としか記載されていない。
聞きたかったことはソンナコトではなかったのだが、今やソンナコトは二の次である、
メールに記載されていた電話番号を頼りに直接担当者に電話をかけた。
その後の展開を話しつつ電話口で動画の音声を聞かせつつメールに添付して送りつつタコ踊りしつつ。
「コリャー駄目だ/すぐに直すから直接送ってくれ」ということになった為、
その日のうちに梱包し、小泉政権により民営化された人々の手を通じて届けていただくよう段取りをした。
【12月19日(日)】
17日に「出荷した故2、3日中に届くであろう」旨のメールをいただき、その通りに届いた。
…その後1週間近くが経過したが、今のところ異常(手ブレ補正の暴走&やたらと電気を消費する)はみられない。
と言うのも、
その場シノギで装着した『AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G 』により、明るいレンズで撮影する楽しさに目覚めてしまったが故、
ほとんど使わなく無ってしまったのだ、お便利ズーム。 終。
こういうのを聞くと、壊れたら新しいの買ったほうが良いのかなとか思っちゃいます(´・ω・`)
有償修理なんてやってられん、と思います。
密かに「新品に交換してくれるんじゃないか」なんて下心を持っていたことは秘密です(笑