▼ある市P連の会報に載った講演のお話
もう一昨年のことになるが、県内のある市P連に関わっている方(ある中学校の教頭先生)からご連絡をいただいた。「そちらが公民館で講演されたお話が大変良いので、ぜひ『市P連』の会報に載せる記事に使わせてただけないか」という趣旨のお話であった。
とても誠実な丁寧な依頼であったので、快く了解の返事を差し上げた。その後、しばらく連絡がなかったが、数ヶ月後、こちらが半ば忘れかけていた頃、丁寧な礼状とともにその講演の話が引用された市P連の会報が届いた。
そこに、記事はその方が書いたものだが、私が以前に講演で話したようなことが簡潔に語られていた。その方が私の話に同感し、それを多くの親御さんが手にする雑誌で使ってくれたことはやはり小さな喜びではあった。元々はどこの誰がどんな思いで誰に向けて語った話なのかというようなことは、この際、半ばどうでもいいことである。
▼10年前の話を市P連の会報に
「しかし、…」と、ここで少し考え込んでしまう。私の話を使って下さったのは嬉しいことだが(講演の内容は、今でも「いきいきニコラ」のサイトに載っている)、私がそれを私が在住する市の公民館講座でお話ししたのは、実はその10年も前に遡るのである。
つまり、ある市立の中学校で教頭をやっていらっしゃる方が、インターネットで私の話を読んで、この話を市P連の会報で使いたい、そして、多くの子育て中の親御さん達に是非伝えておきたいと思ったのだろう。だから、その方にとってはそれが1999年初春に話したものだなどということは問題にならないことだったのだ。賞味期限のある話をしたかった訳ではないし、不易流行ということもあるのだから。
でも、それにしても…。10年も前に話したことですよ。その間、私どもはその理念に従って、フリースクールを運営してきて、今があるんですよ。学校では今それを親御さん達に理解してもらおうとしている!
(2)に続く
※長くなるので、一応ここまで。続きは後日。
(字数オーバーで全文が載せられません)
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(文責:ganbarujan)
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