なおじい(HOBBY:カメラ・ビデオ撮影・DVDオーサリング/資格:ラジオ体操指導員・防災士・応急手当普及員)

身についている『ワザ 』でボランティア活動・地域社会とのコミュニケーション、楽しいシルバーライフ目標で有意義に過ごす 。

京都の「別荘」 高級マンション、富裕層が食指

2015年03月11日 13時34分28秒 | ブログ

京都の「別荘」 高級マンション、富裕層が食指

2015/2/28 10:12
 
 京都市が国内外の富裕層の「別荘地」として注目を集めている。中心部で売り出される「億ション」は首都圏などに住む中高年などのセカンドハウス需要で完売が相次いでいる。観光都市としてのブランド力や魅力に加えて、東京などに比べれば価格が比較的安い点が人気の理由だ。

 市中心部の御池、五条、河原町、堀川の各通りに囲まれた通称「田の字地区」では、そこかしこでマンションを建設するつち音が響く。

 市役所近くでは野村不動産が「プラウド京都麩屋町御池」を建設中だ。最高価格は1億3980万円。広さ80平方メートルで8千万円台が最多と関西でも最高水準だが、昨年12月に発売後、すでに43戸が完売した。

 全国から問い合わせがあり、契約者の約4割が首都圏在住。「セカンドハウス目的の中高年が多い」(同社)。東京の60代男性は購入理由を「京都には年に何度も訪れるが、宿が取りにくくなったから」と話す。

 積水ハウスは御池通を挟んで「グランドメゾン京都御池通」を建てている。昨年6月に同ブランドで発売した平安神宮近くの物件は最高価格1億円超だが28戸の9割以上が売れ、約3割が首都圏在住。「京都に憧れ、終の棲家(ついのすみか)に考える人もいる」(大阪マンション事業部)

 住友商事なども最高価格1億円超の「クラッシィハウス御池柳馬場」を建設。短期滞在用の実需と投資を兼ねた購入者が多く、「計画より半年以上早く完売できそう」(住商建物)と驚く。

 不動産経済研究所(東京・新宿)によると2014年に京都市内で発売された1億円を超えるマンションは30戸と1996年以降で最多。田の字地区がある中京区の14年のマンション平均価格は前年比30.6%増の5891万円。市全体でも4288万円で東京都区部(5994万円)より安いが、3千万円台の大阪市や神戸市を上回る。

 京都はまとまった土地が出にくく、景観保全の高さ規制でマンションの供給が限られてきた。不動産市況の回復で老朽ビルなどの再開発機運が高まり、マンション建設が増えた。

 同研究所の笹原雪恵大阪事務所長は「アベノミクスの影響が出た13年以降、不動産大手が京都に参入し、首都圏の顧客に購入を勧める場合が増えた」と話す。

 京都のブランド力から海外からの投資も増えているようだ。「世界的な知名度はあるが、東京や上海などに比べればマンション価格は安く、国内外の富裕層の注目が高まった」(不動産大手)

 小売りの現場でもこうした京都暮らしを楽しむ府外の富裕層の存在感が高まる。高島屋京都店では14年上半期、関東各店の外商顧客が食料品や雑貨などを購入した額が2年前に比べ9.5%増えた。「週末に滞在して身の回りの物を買っているのではないか」(松本正樹副店長)とみる。

 同店は1月に不動産会社と組み、高級マンションの入居者向けに家具や家電などの購入説明会を初めて開いた。「京都ブランドを生かした商品開発にも戦略的に取り組みたい」(松本氏)

 大丸京都店でも14年に東京の顧客が京都で外商口座を開く例があった。不動産会社と組み、大阪の顧客などに京都市内の高級マンションを外商営業で売り込んでいる。(


爪で病気がわかる

2015年03月11日 09時01分18秒 | ブログ

爪を押さえると、がんや更年期障害が改善する?反る、白い斑点…爪で病気がわかる 

 いまや、ネイルはトータルビューティの一部として広く認知されています。美しい指先を演出するネイリストは、女性の就きたい仕事の上位に位置するほどの人気職種です。日本ネイリスト協会発行の「ネイル白書2014-15」によると、ネイル市場は2008年のリーマンショック、11年の東日本大震災などの影響を受けながらも緩やかな増加が続いており、市場規模は13年で2158億円、14年も2165億円と推計されています。

 このように拡大し続けるネイル市場ですが、愛知県名古屋市にネイルサロンを展開している有限会社Ars-nova Aspiring Rの代表、川合美絵氏は、昨今のネイル業界は「見た目やテクニカルな面ばかりが強調されており、正しい爪の知識が啓蒙されていません」と警鐘を鳴らしています。

 ネイリストとして20年のキャリアを持つ川合氏が、医学博士の東禹彦監修のもとで“爪のための医学書”と自信をみせる『爪のプロフェッショナルが教える 美しい爪 健康な爪 基礎知識』(東禹彦監修/合同フォレスト)を今年2月、上梓しました。

 今回、その川合氏に

・爪と健康の関係
・美しい爪をつくる秘訣

などについて話を聞きました。

●ネイリストは華やかな仕事ではない

--本書を発刊しようと思った経緯について教えてください。

川合美絵氏(以下、川合) 私がネイリストになった20年前、ネイリストは一般的ではなく、社会的な認知度も高いとはいえませんでした。最近、ネイリストはテレビドラマの影響もあり、女性が憧れる職業のひとつに数えられています。しかし、ネイリストは見た目こそ華やかな職業ですが、やっていることはとても地味な作業です。小さな爪にお客様の要望を踏まえながら、マニキュアやジェルを塗って整えていく仕事です。手先が器用で、同じ作業を続けられるメンタルの強さや根気が必要とされます。人気職業のせいか、甘い考えでネイリストになる人が多いのですが、薄給で仕事もハードワークなので、覚悟が甘い人にはお勧めできません。

 本来、ネイリストは爪を熟知していることが望ましいのですが、ネイルのデザインや華やかさを追求し、正しい知識を身につけている人は少ないように感じます。本書を通じて多くの人に医学的な観点からも爪を知っていただきたいと思い、出版に至りました。

© Business Journal 提供

--知っておくべき爪の知識はありますか?

川合 爪には、さまざまな要因が複合的に絡んで症状が表れます。例えば、縦や横に線が入ったり、白い斑点が表れたり、厚くなったり、反るなど、さまざまな症例があり、その症例から病気がわかる場合もあります。爪は体の末端ですから、血流やリンパが滞ると最初に症状が表れやすい場所なのです。指先は特に毛細血管の多い部分です。血液の流れが滞れば、栄養や老廃物も流れなくなり、爪に変化が表れやすくなります。爪は体の窓となって、皮膚下で起きている現象を見せてくれます。

 また指先には自律神経のツボがあり、長時間爪を押さえることで副交感神経が刺激されて免疫力が上がるといわれています。新潟大学の安保徹教授は、爪周囲を圧迫することでがんやうつ病、更年期など、さまざまな病気が改善した事例を発表しています。

●健康で美しい爪をつくるには

--健康的な爪をつくるために、留意すべきポイントがあれば教えてください。

川合 健康な爪をつくるには「食事、呼吸、睡眠」の質が大切です。食事に関しては、3食を取ること以上に、食事の質を上げることが大切です。たんぱく質、ビタミン、ミネラル、脂質をバランスよく取り入れなくてはいけません。その上で、加工されていないミネラルウォーターなどを多く取り、体内の毒素を排出するようにすることが重要です。

 呼吸に関しては、深く穏やかに呼吸をすれば代謝も上がりやすくなり、リンパや血流もよくなります。爪はリンパや血流の折り返し地点になるので、滞りなく流れなくてはいけません。深呼吸をすることで、リラックス効果も高めることができます。

 また質の高い睡眠は疲れた脳を休ませることができるため、非常に効果的なストレス解消法です。睡眠中は成長ホルモンが分泌されますから、古くなった肌や爪などの組織の修復・再生を促します。

--爪をきれいにする方法を教えてください。

川合 大きく2つのアプローチがあります。ひとつは前述したように生活を健康的に改めることです。心身共に健康でいれば、きれいになります。もうひとつは、サロンケアです。プロのケアは頼りになると思います。サロンによってメニューは異なりますが、内容を確認したうえで施術をしてもらうことが大切です。そして施術後は、爪磨き、ベースコートというマニキュアを塗ると効果的です。これによって、色素沈着を防いだり、爪に栄養を与えられます。またジェルコートを塗ると、爪が丈夫になります。

 意外に思われるかもしれませんが、最近は男性のネイルに対する意識が高まっています。例えば、男性タレントはネイルケアにこだわる人が多いです。甘皮周囲の乾燥やパサつきは不衛生に見えますし、老けたイメージがつきますからネイルケアが必須です。また「レストランのシェフの爪が汚かったら、その店には二度と行かない」という厳しい客の声もよく耳にします。今後、各方面で男性のネイルケアが必需となってくるでしょう。